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1616万画素(APS-C CMOS) / 単焦点(28mm相当) / F2.8 / 111×64.3×40.3mm / 299g
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APS-CサイズのCMOSセンサーは有効画素数約1616万画素。レンズは専用に設計された18.5mmF2.8(35mm換算で28mmの画角に相当)。光の情報をたっぷりと受け止めるイメージセンサーに、ヌケのよい広角単焦点レンズを組み合わせることで、トータルな描写性能でデジタル一眼レフに引けを取らないキレのよい撮像をもたらします。大型センサーを擁しているにもかかわらず、サイズは幅111×高さ64.3×奥行き40.3 mm、重量はバッテリーなどを含めても約299g。ボディの前面・後面にアルミニウム合金、上面にはマグネシウム合金を採用し、剛性を出しつつも軽量化が図られており、ハイエンドモデルながら気軽に持ち歩けるのはありがたいところ。アクセサリーシューはレンズ光軸上に設けられており、デジタル一眼レフ用のスピードライトが使用可能。専用光学ファインダーDF-CP1(別売)も用意されているので、組み合わせれば速写スタイルも楽しめます。レンズ鏡胴にはフォーカスリングを備えており、AF後にMFでフォーカスの追い込みが可能。フォーカスモードはボディ側面のスイッチ操作により「通常(AF)/マクロ/ MF」が切り替えられます。大型センサーの割には、レンズ前10cm(マクロモード時)まで寄れるのは魅力です。
( 写真:A.Inden / 文:KIMURAX )
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撮影設定の操作やメニューの構成は、ニコンの一眼レフカメラに倣っているので一眼レフユーザーには親しみやすい操作体系となっています。いつかはニコンの一眼レフをと考えている人にとっては、本機で慣れておくとスムーズなステップアップが期待できます。それにしても、まぁとにかくよく写るものです。作例を見渡す限り、どれもキリッとシャープな像を結んでいるのがわかります。このあたりは、センサーをローパスフィルターレスにしたということも好影響をもたらしているのでしょう。絞り込んでもカリカリにはなりませんが、いい塩梅の緻密感に魅せられます。階調表現の豊かさもなかなかのものです。ハイライト、シャドー共にしっかりと丁寧に粘っており、センサーの懐の深さを感じずにはいられません。コンパクトデジカメにしてこのリアリティ、恐れ入ります。気軽に持ち歩けるカメラで、これだけの画質を手に入れられるなんて幸せなことだと、ふと思ってしまいました。
未設定
スカイライト
ソフト
魚眼効果
塗り絵
カラースケッチ
ミニチュア
セレクトカラー(グリーン)
セレクトカラー(ブルー)