Leica D-LUX6 メーカーサイトへ
1010万画素(1/1.7 CMOS) / 3.8倍ズーム(24-90mm相当) / F1.4-2.3 / 110.5×67.1×46.6mm / 296g
フルHD動画 / 手ブレ補正
装飾性を廃し、ブラックアルマイト仕上げが施されたメタルボディに美しく映えるLeicaロゴ。パナソニック提供のボディをライカ流にアレンジしたモデルのひとつでもあるD-LUX6は、外観はもとより画作りに至るまで独自のチューニングが施されているハイエンドコンパクトデジカメです。レンズは35mm判換算で24-90mm相当の画角をカバーする光学3.8倍ズームを採用。開放F値はF1.4-2.3となる大口径ですから、積極的に絞りを開いていけばボケ味を活かした撮影を楽しむことができます。有効画素数1010万画素となる1/1.7型の高感度特性に優れたCMOSセンサーを搭載した上で、昨今のコンパクトデジカメが搭載する簡単・便利な機能もしっかりと押さえられています。使い勝手では、レンズ鏡胴に絞り専用のリングが設置されており、撮影態勢を崩さずに絞りの操作ができるのがいいですね。見やすい3.0型 92.0万ドットの高精細液晶モニタの上方には、NDフィルターのON/OFFやフォーカスの調整が右手親指だけでできるND/FOCUSレバーを備えており、AF後にMFでのピントの追い込みもスムーズにできます。手ブレ補正の効きもなかなか良好といった印象。1秒間に約11コマという連写スピードには目を見張るものがあります。
( 写真:A.Inden / 文:KIMURAX )
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光学ズームは無理をせずに3.8倍にとどめ、非球面レンズを贅沢に使用するといった工夫により画面全体に渡ってシャープ感のある像を結びます。ズームレンズながらなかなかヌケのよい描写を見せてくれ、撮影したシーンをそのまま持って帰ってきたかのようなリアリティのある画に感心させられます。ハイエンドモデルですのであえて厳しく見ていくと、さすがに絞り開放では画面中央に比べて周辺に甘さが見られるものの、1~2段ほど絞ればキリッとして、まったく問題ないというレベルに。3段分の光量が落ちるNDフィルターも内蔵しているので、ピーカンの屋外撮影などでも、レンズの開放値を活かして背景を大きくぼかしたい時にも重宝しますね。本機は高感度特性も良好で、作例の横断歩道の写真ではISO800までアップさせていますが、ほとんどノイズを感じないレベルです。ちなみにISO1600にもっていくと、シャドー部に若干ノイズが出てきましたが、L判プリントでの出力であれば十分常用可能なレベルといっていいでしょう。
LEICA D-LUX6 G-STAR RAW EDITIONのSHOOTING REPORTもご覧ください >>
広角端:4.7mm(35mm判換算:24mm相当)
15.7mm(35mm判換算:80mm相当)
望遠端:17.7mm(35mm判換算:90mm相当)
17.7mm + iAズーム:2倍(35mm判換算:180mm相当)
17.7mm + デジタルズーム:2.3倍(35mm判換算:214mm相当)
ISO:80
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
未設定
ポップ
レトロ
ハイキー
ローキー
セピア
ダイナミックモノクローム
インプレッシブアート
ハイダイナミック
クロスプロセス
トイフォト
ジオラマ
ソフトフォーカス
クロスフィルター
ワンポイントカラー
露光間絞り
露光間デフォーカス
フォトスタイル:ヴィヴィッド
フォトスタイル:ナチュラル
フォトスタイル:モノクローム
フォトスタイル:風景
フォトスタイル:人物
シーンモード:逆光補正HDR
スナップショットモード:カラー Happy