FUJIFILM X100Sメーカーサイトへ
1630万画素(APS-C CMOS) / 単焦点(35mm相当) / F2 / 126.5×74.4×53.9mm / 445g
フルHD動画 / ハイブリッドビューファインダー
撮影情報をデジタル表示する光学ファインダー「OVF」と電子ビューファインダー「EVF」を、適宜切り替えることができる「ハイブリッドビューファインダー」を装備。機械式カメラのような操作感とデジタル機能を享受することができます。レンズは35mm相当(35mm判換算)の画角となる開放絞り値F2の短焦点レンズを採用し、センサーにはAPS-Cサイズの X-Trans CMOS II(有効画素数約1630万画素)を搭載。さらに、画像処理速度が従来比で2倍以上になった「EXRプロセッサーII」を組み合わせたことで、起動から撮影までストレスフリーなレスポンスを実現しています。機械式カメラを彷彿させるクラシカルなデザインとも相まって、いい写真を撮るぞ、という気持ちを高めてくれるハイエンド・コンパクトデジカメです。フィルムのような色再現や階調表現が楽しめる「フィルムシミュレーションモード」をはじめ、2つの被写体を重ねて1枚の写真に写し込むことができる「多重露出撮影」など、フィルムメーカーならではの機能を装備。トイカメラやミニチュアといったデジタルエフェクト機能(8種)も用意されており、撮影前から電子ビューファインダーや液晶モニターでその効果を確認することもできます。
( 写真:T.Nakanishi / 文:KIMURAX )
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明るい短焦点レンズと大型センサーを積んでいるので、絞りを開いていけばボケを添えるのはお手のものです。本機には、NDフィルターも搭載されており、「どんどん開いて撮ってください」という作り手のメッセージを感じずにはいられません(笑)。というわけで、作例の前半で、前ボケ・後ボケを入れたカットを並べてみました。いかがでしょうか。絞り羽根は9枚組み込まれているとあって、いずれも柔らかで美しいものです。絞り込めば、シャープさが画面全体に行き渡りますから、そこらへんの使いこなしが楽しみでもあります。またISO6400まで対応する高感度に強いセンサーということで、作例5枚目のカットはISO1600まで上げて撮影してみました。さすがにここまで来ると、それなりのノイズ感はありますが、ことごとく目に付いて閉口させるようなことはありません。フィルム的なノイズの出方。つまりデジタルでの潰し方が巧みなのではないでしょうか。メーカーのこだわりが、ここにも垣間見られます。
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800
ISO:25600
アドバンストフィルター:ノーマル
アドバンストフィルター:トイカメラ
アドバンストフィルター:ミニチュア
アドバンストフィルター:ポップカラー
アドバンストフィルター:ハイキー
アドバンストフィルター:ローキー
アドバンストフィルター:ダイナミックトーン
アドバンストフィルター:ソフトフォーカス
アドバンストフィルター:パートカラー(ブルー)
フィルムシミュレーションモード:PROVIA・スタンダード
フィルムシミュレーションモード:Velvia・ビビッド
フィルムシミュレーションモード:ASTIA・ソフト
フィルムシミュレーションモード:PRO Neg. Hi
フィルムシミュレーションモード:PRO Neg. Std
フィルムシミュレーションモード:モノクロ(フィルターなし)
フィルムシミュレーションモード:モノクロ+Yeフィルター
フィルムシミュレーションモード:モノクロ+Rフィルター
フィルムシミュレーションモード:モノクロ+Gフィルター
フィルムシミュレーションモード:セピア