CASIO EXILIM EX-ZR700

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1610万画素(1/2.3 CMOS) / 18倍ズーム(25-450mm相当) / F3.5-5.9 / 107.4×60×30.7mm / 222g
フルHD動画 / ハイスピード動画(1000fps 224x64) / 手ブレ補正

レンズは35mm判換算で25-450mm相当の画角をカバーする光学18倍ズームを搭載。それだけでも十分でしょうが、画像の劣化を抑えた「プレミアムズーム」を併用すると、約900mm相当の画角となる超望遠撮影までこなします。手ブレ補正には光学式を採用。「HS手ブレ補正」モードを選択すると、通常の光学式に加え、高速連写合成(最大9枚)が行われ、手ブレを効果的に抑えた画に仕立ててくれます。その高速処理を担っているのは「EXILIMエンジンHS Ver.3」。2つの画像処理回路を有しているのが特長で、起動時間約1.4秒、高速オートフォーカス約0.18秒、レリーズタイムラグ約0.016秒、撮影間隔約0.26秒という素早さ。センサーは有効画素数約1610万画素の1/2.3型CMOS (裏面照射型)を搭載。作例を見てみると、高倍率モデルながらズーム全域において画質もなかなか良好です。作例写真3枚目、桟橋のカットは望遠端での撮影。荒れる波で乱れる水平線、桟橋にぶつかり砕け散る波しぶきをしっかり写し込んでいます。本機には、シャッターを押した時の画像に加え、その0.2秒前と0.2秒後の画像を記録する「トリプルショット」機能を備え、動きの速い被写体でも狙った瞬間を逃さないようにサポート。また、撮影時でも液晶画面の一部で撮影した画像を表示・確認できる「ミニレビュー表示」を採用。撮影体勢のままで撮った画像も確認できるので、もう1カット必要だなとなれば即撮り直せるのはいいですね。シャッター速度優先AEや絞り優先AEといったこだわりの撮影に対応。もちろん、カメラ任せで撮影できるオート撮影もOK。「プレミアムオートPRO」を選択すると、逆光や夜景などの難しいシーンでもカメラが瞬時に判断し、高速連写合成することで良好な画質に仕上げてくれます。動画は1920×1080(30fps)のフルHD。デジタルエフェクト機能も各種そろっており、機能面そしてスピード感のある操作性にと、頼もしさを感じる1台です。

( 写真:Z II / 文:KIMURAX )

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