Canon PowerShot G1X メーカーサイトへ
ポイント:1430万画素(1.5 CMOS) / 4倍ズーム(28-112mm相当) / F2.8-5.8 / 116.7×80.5×64.7mm / 534g
フルHD動画 / 手ブレ補正 / バリアングル液晶 / 光学ファインダー
撮像素子は1.5型の高感度CMOSセンサー(有効画素数1430万画素)。あまり聞き慣れないサイズかもしれませんが、マイクロフォーサーズとAPS-Cの中間ぐらいですので、レンズ一体型のデジタルカメラとしては大きめのもの。キヤノンのコンパクトデジカメ史上最高画質ということを謳っている、PowerShotシリーズのフラッグシップとなる意欲作です。一目見てGシリーズとわかる硬派なデザインが踏襲されていますが、大型センサーの搭載により一回り大きくなったボディに加え、メッシュパターンのラバーを施したグリップの存在により、堂々たる押し出し感あふれるいでたちです。レンズは35mm判換算で28-112mmの画角に相当する光学4倍ズームを採用。ズームに連動する実像式光学ファインダーも備えており、こだわりのマニュアル撮影での活用が想定されるハイエンドモデルですが、シーンモードや、多彩なデジタルエフェクト機能といったいわゆるコンパクトデジカメが備えている便利で遊べる機能もほぼ網羅されています。ですからもし予算が許すのであれば、初心者にも十分撮影を楽しむことができる心強い1台となること請け合い。操作系はEOSシリーズと同じ電子ダイヤルを装備し、ストロボ等、一部のアクセサリーもEOSと共用可能。3.0 型バリアングル液晶モニタは、約92.2万ドットの高精細液晶なのでライブビュー撮影時のピントチェックもしやすくなっています。
( 写真:A.Inden / 文:KIMURAX )
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最高画質をセールスポイントとして押し出しているだけあって、確かに画質はコンパクトデジカメの域を超えているといった印象です。無理のない常用感度での撮影では、被写体の細部そして質感までもきっちりと描き込み、デジタル一眼の描写となんら遜色のない画を叩き出してくれます。フォーカスエリアでは絞り開放から十分なシャープネスが得られ、ボケ味も素直で自然な柔らかさがあり、大型センサーの懐の深さを感じます。加えて、撮像素子に最適化された設計のズームレンズを一体化しているという光学系の恩恵にもあずかっているのでしょう。特筆すべきは、高感度シフトしても画質の低下が少ないこと。ISO1600位までなら全然実用範囲という感じで、PCのモニタで等倍表示にしてみても、僅かにシャープネスが低下しているかな?というレベルで、高感度特性には目を見張るものがあります。発色もナチュラルで、見たままの光景を忠実に再現しているというのが率直な感想。いくらハイエンドモデルとはいえ、高コントラストな被写体でもハイライトからシャドーまで粘って階調豊かに描写するあたり、大変恐れ入りました。
広角端:15.1mm (35mm換算:28mm相当)
望遠端:60.4mm (35mm換算:112mm相当)
デジタルズーム:4倍
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800
クリエイティブフィルター:未設定
クリエイティブフィルター:ノスタルジック1
クリエイティブフィルター:ノスタルジック2
クリエイティブフィルター:ノスタルジック3
クリエイティブフィルター:ノスタルジック4
クリエイティブフィルター:ノスタルジック5
クリエイティブフィルター:魚眼1
クリエイティブフィルター:魚眼2
クリエイティブフィルター:魚眼3
クリエイティブフィルター:ジオラマ
クリエイティブフィルター:トイカメラ寒色
クリエイティブフィルター:トイカメラ標準
クリエイティブフィルター:トイカメラ暖色
クリエイティブフィルター:モノクロ青
クリエイティブフィルター:モノクロ白黒
クリエイティブフィルター:モノクロセピア
クリエイティブフィルター:極彩色
クリエイティブフィルター:オールドポスター
クリエイティブフィルター:ワンポイントカラー
クリエイティブフィルター:スイッチカラー
未設定
HDR
カスタムカラー:V くっきり
カスタムカラー:N すっきり
カスタムカラー:Se セピア
カスタムカラー:BW 白黒
カスタムカラー:P ポジフィルム
カスタムカラー:L 人肌色白
カスタムカラー:D 人肌褐色
カスタムカラー:B あざやかブルー
カスタムカラー:G あざやかグリーン
カスタムカラー:R あざやかレッド