PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

標準や300mm付近の望遠までとは違って、大口径500mmクラスとなれば、基本的に特定の目的をお持ちの方がこのページをご覧になっていると思います。最たる使い道はスポーツ・野鳥撮影(一部テレコンなども?)などでしょうか。こんなそれぞれの世界では、立ち眩みするような素晴らしい写真を収める方がたくさん。編集部ではその世界を覗き見ることすら難しいので、大砲のようなこのレンズをスナップの世界へ連れ出してみました。このクラスとなると、まずデフォーカスからピントのピークがファインダーの中でやってくるその様にまず感じ入ってしまいます。スポーツの世界で散々鍛えられてきたAFは、まさに爆速といった様相で、厚く目の前を阻んでいたプラスティックのようなものが急速に溶解したかと思えば、極めて尖鋭な像が立ち上がります。覗き慣れていないとこれだけで興奮してしまいます。もう完全に鏡胴の中に作られた世界といった感じですよね。笑われてしまうので、、、レンズのインプレッションを。ページ一番上の写真をご覧のとおり、前ボケが若干二線傾向にありますが、後ボケはスムーズそのもの。この種のレンズとしては妥当なコントロールだと感じます。開放から猛烈にシャープで、しかも嫌みの無い線を結びます。このクラスのレンズは世界を駆け巡り、一瞬を切り取ることを使命として課せられていますから、描写に不満があるはずもありません。手ブレ補正機構が搭載されたことによって、職人と呼ぶに相応しい皆さんの仕事も少し支えてくれるのではないでしょうか。

( Photography : S.Zets / Text : K )

タイトルをつけようと思えば「一寸先は闇」?? 子供には可哀想なタイトルでした。。。暮れなずむ中で誰かを探しているのでしょうか。
強烈な切り取り感と、前後の盛大なボケ量が、日頃のスナップとは違う空気を運んでくれます。このあたりが大口径・超望遠の面白いところです。

元気な髪の毛に触れそうです。周りの空気を湿らすような小さく光る玉がびっしりと浮いてるのでしょう。500mmの先に見えるものだけを切り取るために作られたレンズです。単玉はやっぱりいいな、、と感じてしまいますね。

筋を感じない脂ののった筋肉、じんわりと滲む汗。寡黙な空気にじわり感じる躍動。鼓動まで聞こえてきそうです。さすがに値段に見合う実力ですね。

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さすがに手持ちで撮るのは職人技? しかし、手ブレ補正機構の搭載もあってなんとかなってしまいます。

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マスターレンズの描写を損なわないテレコンが、ニコンがニコンたる所以。

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