PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

ZEISSの動向
ツァイス初となるデジタルカメラが待ち遠しい

コロナの影響もあったためか昨年は、ツァイスから日本国内でのカメラやレンズのリリースはありませんでした。思い起こせば、フォトヨドバシ編集部が2019年の春に制作した「がっぷりツァイス」の発売直後にリリースされた「Otus 1.4/100 Z」以降ですからね、これまた随分とご無沙汰してしまっているわけです。そんな中、ドイツとアメリカでは、フルサイズセンサー搭載のレンズ一体型デジタルカメラ「ZX1」が一足早くリリースされました。製品発表にてそのデザイン性やカメラ内での編集機能などであっと驚かせたのがフォトキナ2018。CP+2019ではショーケースに収められ披露された、Lightroom CCを内蔵するというあのデジタルカメラ。ツァイス名義の直近のカメラは、レンジファインダー式フィルムカメラ「ZEISS IKON」(2005年)ですから一気に怒涛のアップデートというわけです。日本での発売もきっともうすぐでしょうし、これに止まらず意欲作の登場に期待がますます膨らむ年になりそうです。


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ZX1

ツァイス初となるデジタルカメラ「ZX1」は、撮影はもちろん現像、編集、共有までがこの一台で完結できてしまいます。メモリスロットは無く大容量ストレージのSSD(512GB)を搭載し、現像ソフトのLightroom CCを内蔵。Wi-Fi機能によりカメラから画像を直接SNSやクラウドサービスにアップロードできるという寸法です。センサーは3,740万画素のフルサイズで、フィックスレンズは新開発となるAF式のDistagon T* 35mm F2を搭載。4.3型タッチディスプレイや0.7型のEVFを備えています。またダイヤルは、「絞り」「シャッタースピード」「ISO」がコントロールでき、その他はすべてメニュー内での設定です。レンズはもちろんダイヤルの刻印まで、交換レンズのOtusシリーズを彷彿させる黄文字が施され、全体としては贅肉を削ぎ落したシンプルなデザインはさすがツァイスですね。冒頭でも触れた、現像から共有までワンデバイスで完結できるというスタイルは、カメラマンにとってどのようなイノベーションをもたらしてくれるのか興味津々。センサーに最適化された抜群のレンズがマウントされているわけで、画質にも大きなインパクトを与えること必至でしょうから、まだかまだかと発売が楽しみでなりません。

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ZEISS Lens Wipes 30

カメラ機材のリリースが久しいツァイスですが、ちょっと珍しいアイテムが近頃発売されております。「Lens Wipes 30」その名の通り、レンズのクリーニングペーパーです。個包装されたペーパーのサイズは15cm×13cmで、30枚入り。箱にプリントされたメガネ、カメラ、双眼鏡はもちろんのこと、あらゆる光学レンズをはじめスマートフォンやタブレットにも使用できます。実際にカメラ用レンズに使ってみたところ、サッと乾き、拭き痕も残らず。一拭きですっきりとキレイに。一回きりではもったいないと裏返して、メガネも拭きましたが油分も見事一発で取れてしまいました。まだペーパーが濡れていれば、ついでにスマホの画面も拭き拭きできちゃいます。はいはい、他のクリーニングペーパーとどこが違うのかって?そりゃツァイス・ブランドっていうことです(笑)。機材を大切にする気持ち、そこが何より大事なのだと思うのです。

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