PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

OLYMPUSの動向
事業譲渡後のこれからに注目

ミラーレスカメラの先駆者として、他のシステムに先駆けてマイクロフォーサーズシステムを完成の域まで引き上げてきたオリンパス。現在に至るまで生真面目なまでにこまめなアップデートを繰り返し、機動性や高速性に加え、信頼性の高さにおいても頭ひとつ抜けた存在であり続けています。主力機種で採用の20MPのセンサーは、スチルにおいて十分な画質・解像力を有しているだけでなく、ムービーにおいても4Kクラスの映像撮影に十分な能力を持ち、フルサイズと比べ絞り2段分の被写界深度を稼げることで、低照度下の撮影にも余裕を持って挑むことができる実力を有しています。そんなオリンパスのトピックスとしては、昨年秋にフラッグシップラインの最新モデル「OM-D E-M1 Mark III」が発売され、発売中の「OM-D E-M1X」は大幅な値下げが行われました。さらに大口径超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」が発売され人気を博すなど、その勢いに衰えを感じることはありません。なお、2020年9月末にオリンパスから映像事業を分社化し誕生したOMデジタルソリューションズは、2021年1月1日にOJホールディングスへ事業譲渡されましたが、当面はこれまで通り「OLYMPUS」のブランドを採用するとのことです。


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OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III

まずは、2020年2月に発売となったオリンパスのマイクロフォーサーズのフラッグシップモデル「O-MD E-M1 Mark III」をご紹介します。センサーはこれまで同様2037万画素Live MOSを採用していますが、映像エンジンは新しい「TruePic IX」へとアップデートされ、5000万画素手持ちハイレゾショットの実現やライブND機能の搭載など、機動性の高さに加えて画質においてもさらなる充実が図られました。加えて、センサーシフト式5軸手ぶれ補正は最大7.5段相当まで対応するなど、ミラーレスシステムとして先行していたアドバンテージを更に伸ばした頼もしいボディに仕上がっています。またWi-Fi接続ではアクセスポイントを経由したパソコンへの画像転送にも対応するなど、プロフェッショナルな現場での機動性も高められています。動画についてはこれまで通り、Cinema 4K 24pまたは4K 30pまで対応。さらにHD 120fpsのハイスピード撮影にも対応しました。センサーが持つ能力を最大限引き出せると映像エンジンへとアップデートされ、アウトドアでのスポーツ撮影など機動性と高速性が求められる現場でも、より高いクオリティの映像が得られるボディへと引き上げられています。

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OLYMPUS OM-D E-M1X

フラッグシップモデルとなるOM-D E-M1シリーズのパワフルなモデル「OM-D E-M1X」が昨年11月に大幅な値下げとなりました。後に登場した「OM-D E-M1 Mark III」の機能を先取りし、同じシステムに2つのフラッグシップモデルをラインアップするという鉄壁の布陣。縦位置グリップを一体化しボディサイズは大型化されてましたが、内蔵可能なバッテリー容量の拡大により、バッテリー交換が難しい悪天候や長時間の連続撮影にも威力を発揮します。また超望遠レンズでの撮影では重量バランスも良好、そしてなにより格好いい(これ大事)。ボディサイズの異なるE-M1XとE-M1 Mark IIIの2台があれば、撮影目的に応じて機動的に機材を使い分けられるという、他のシステムにはない贅沢で厚みのあるシステムを構築できます。

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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

フルサイズ換算300-800mm相当の超望遠ズームレンズ。1.25倍のテレコンを内蔵し、375-1000mm相当まで伸ばすことができます。また1.4倍・2倍のテレコンバーターにも対応していますから、2倍使用時には最大2000mm相当の別世界へ。モンスターレンズゆえ、発売前にはそのプライスにも注目が集まりましたが、100万円を大きく割り込む価格は、このクラスを欲する方には想像以上にお求めやすいものとなったのではないでしょうか。受注生産とのことですので、お求めになる場合は余裕を持ってお申し込みください。この倍率としては非常に軽量なレンズ単体1.9kgの重量、300mm相当時で最大8段相当、1000mm相当時でも6段相当の5軸シンクロ手ブレ補正と組み合わせ、これまでにない機動性の高い超望遠撮影が行えます。PYでもレビューを行いたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

こちらもフルサイズ換算200~800mm相当となる超望遠ズームレンズ。F値を抑えることで、三脚座装着時でも1,325gと軽量にまとめられており、レンズ単体で3段相当の光学手ブレ補正を内蔵しています(ボディとの協調動作には非対応)。また10万円台半ばという魅力的なプライスとなっていますので、いきなり上がれる超望遠入門レンズとしても最適。2倍のテレコンと組み合わせれば1600mmの世界にも手が届きます。実写レビューをご覧いただければ、その写りに緩さは一切ないものであることはご理解いただけるのではないでしょうか。

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OLYMPUS CSS-P121

「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」レンズの同梱品、重量級の超望遠レンズ向けに開発されたレンズストラップ。クッション性に富み、滑りにくく蒸れにくいメッシュ素材を使用しているため、OM-D E-M1Xのように重量級ボディをお使いの方にもおすすめの幅廣タイプです。

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