PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

Nikonの動向
充実度が高まってきたZシステム

ニコンのフルサイズミラーレス、Zシステムの充実度が急速に高まってきました。現時点でFXボディが5モデル、DXボディが1モデル、レンズも超広角から望遠、F0.95 Noctまで非常に高性能なレンズが16本、テレコンバーターも2本と、超望遠域や特殊レンズを除けば困ることはないでしょう。今後は、その超望遠レンズや マクロレンズ、フィッシュアイレンズやコンパクトでリーズナブルなレンズ等により、さらに充実したラインアップを期待したいところ。そして、3月10日には待望のフラッグシップ「Z 9」の開発発表がされました!


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Nikon Z 9

3月10日、ニコンZシリーズのフラッグシップモデルとなる「Z 9」の開発発表がありました。年内の開発を目指すとのことです。センサーは新開発のCMOSセンサーを採用し、フラッグシップ機に求められる高速性に加え、高画素化も図られることでしょう。詳しいスペックは明らかになっていませんが、動画撮影では8K動画撮影にも対応するとのことですから、Zシステム最高の動画性能に加え、搭載されるセンサーは3,300万以上の画素数になることは間違いないはず。D6までのフラッグシップ機同様、大型バッテリーを備えるであろう縦位置グリップを一体型としたボディ。高性能な大口径レンズとの重量バランスもよく、一桁シリーズらしい堅牢性の高さなど、Zシステムの次元をひとつ上に引き上げてくれる存在となるでしょう。発売は年内とのこと、今から楽しみです。

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Nikon Z 5

2020年8月に発売となった Zシリーズのエントリーモデル。フルサイズ入門機というポジションに投入されましたが、その実力は中級機。スペックを見て不足を感じる人の方が少ない気さえします。Z 6系/Z 7系と比べて実用的なスペックに上手にまとめられ、その価格はZ 6II比で約10万円安く、ボディ単体で10万円台後半という魅力的なプライスは、Zシステムのベストバイ・カメラではないでしょうか。ボディサイズは上位モデルとほぼ同等ですから、サブボディとしてもいいですよね。同画素数のZ 6IIと主な違いとしては、24MPのセンサーは裏面照射型ではない従来のタイプ、軍幹部の液晶パネルが省略され、モードダイヤルを配置、メディアスロットはSDカードのデュアルとなり、4K UHD 30pの動画撮影はフルフレームではなく1.7倍のクロップになります。

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Nikon Z 6II

先代モデルZ 6の基本設計を引き継ぎ、外観は寸法を含め見分けがつかないレベルでほぼ同じ です。マイナーアップデートが施されたII型となるわけですが、主な変更点として、画像処理エンジン「EXPEED 6」がデュアルに、コマ速が12→14コマ/秒にアップ、連続撮影枚数も最大43→200コマへと大幅アップ、XQD/CF ExpressとSDのデュアルスロット化、低照度性能が-3.5→-4.5EVへと向上しました。他にもワイドエリアAFと動画撮影時に瞳や顔検出、動物AFが可能になり、動画は4K UHD 60p/50pに対応しました。そしてバッテリーがEN-EL15cとなり、容量が1.2倍となったほか、USB-Cによる充電にも対応するなど、その強化内容は多岐に渡ります 。スチル撮影ではより高速性が強化され、モータースポーツや野鳥撮影など、撮影枚数の多くなる条件でもバッファーの残量を気にせず撮影に挑めるようになりました。またムービー撮影では、内蔵バッテリーの容量拡大やUSB-Cケーブルでの電源供給も行えるなど、より長時間の撮影が行いやすくなりますね。実仕様ではZ 6のXQD 1スロットでも不足は感じませんでしたが、信頼性やメディアの入手性を踏まえると、記録メディアのデュアル化も嬉しい進化です。

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Nikon Z 7II

2018年9月発売の「Z 7」から2年を経てのアップデート。2020年12月に発売となりました。主な変更点はZ 6IIに準じますが、映像エンジンのデュアル化により、動画4K UHD 30p→60pへ向上し、連射速度も約9コマ/秒から約10コマ/秒へ向上しました。先代のZ 7も基本設計の高さが評価され、2年を経ても十分なポテンシャルを持っていますが、II型でよりしっかりと足場を固めたといえるのではないでしょうか。Z 7は高画素機であるゆえ、高速性や動画性能においてはZ 6系の方が優位でしたが、Z 7IIではそれらが引き上げられ、あらゆる撮影条件で扱いやすくなった上級機、それがZ 7IIです。

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Nikon MB-N11

やっと出てくれました。Z 6II/Z 7II用の縦位置グリップです。先代モデルZ 6/Z 7用にも「バッテリーパック MB-N10」という製品がありましたが、こちらはバッテリーを2連装して大容量化まではできたものの、縦位置グリップとしての機能がなかったことから、ユーザーからの登場を待つ声が溢れていました。こちらの「MB-N11」では、バッテリーの大容量化だけでなく、シャッターボタンに加え、メイン/サブのコマンドダイヤルに、AF-OnやFnのボタン、マルチセレクターと縦位置グリップ使用時でも横位置撮影と同等の撮影操作が行えるものとなっています。また前モデル同様、USBケーブルによる給電にも対応していますから、専用のケーブルや電源を必要とせず、バッテリーの充電も行いやすい仕様となっています。

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Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

Zマウントの標準域の大口径レンズでは「NIKKOR Z 58mm f0.95 S Noct」という モンスターレンズも存在しますが、実用性ではこちら「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」が上でしょう。ニコンが作った新しい世代の50mmレンズは、開発者インタビューにもある通りビオゴン型の対称設計を採用し、これまでにないどこまでもクリアで上質な写りが得られます 。この、最近のレンズでよく使われる「クリアな写り」という言葉、意地悪な言い方をすれば癖がなく、そこにレンズの存在を感じさせないようなものをイメージしがちです。でも、このレンズの写りはそれと異なります。どこまでもクリアなんですが、そこにちゃんとこのレンズの存在を感じさるのです。実写レビューをご覧いただくと、きっと共感いただけるのではないかと思います。各社ミラーレスシステムでは、一眼レフと比べて設計の制約も少なくなり、新設計の50mm F1.2というスペックのレンズが生まれてきていますが、その中でも本レンズは最高クラスと言って間違いのない1本でしょう。本レンズが使えるのはZシステムユーザーの特権、新時代の「惚れ惚れする写り」をご自身で堪能してみてください。今なら20万円台後半でご入手いただけます!

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Nikon NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

先に発売された「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」と「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」と合わせ、Zシリーズの大三元の広角域を担当するF2.8通しのズームレンズ。14mmスタートは他社にないアドバンテージ。傑作と言われたFマウントの同スペックレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」を上回る描写性能 を実現しています。それは解像力のような数値的なものだけではなく、ピントのキレやヌケのよさ、そして立体感のよさや美しいボケ味など多岐に渡り、リアリティある描写は、見る者をより強く惹きつけてくれる「力」を持っているように思います。このあたり、数多くの名レンズを生み出してきたニコンだからこそ、と言えるのではないでしょうか。加えて、Fマウントの同スペックレンズと比べ重量は約2/3まで軽量化。レンズ前面にフィルターを装着できるようになり、24-33.6mm相当として使えるDX機用に対応したフードも備えるなど、様々な環境、様々なボディに対応し、常用超広角ズームレンズとして利便性も飛躍的に高められています。抜け目なし、まさに超広角ズームの決定版です。

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