PHOTO YODOBASHI

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富士フイルム
販売再開を望む声に応え、モノクロフィルムの販売を開始

富士フイルムは、1936年に生産・販売を始めた白黒フィルム「ネオパン100 ACROS」の販売を2018年の10月出荷分でいったん終了していました。しかしながら販売再開を望む声が相次ぎ、新たに開発した白黒フィルムを2019年に発売。それが「ネオパン100 ACROS II」です。富士フイルムと言えば、「お正月を写そう♪」というCMが有名で、日本で生活をしている人ならば、まず知らない人はいないのでは。「写真」といえば真っ先に名の上がるメーカーでしょう。各フィルムや「写ルンです」、昨今ではチェキ等、常に私たちの近くに存在してくれている富士フイルム。昔から変わることなく、いつも真剣に写真と向き合っているメーカーです。


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FUJIFILM ネオパン100 ACROS II
この時代に手に取ることができるフィルムを供給してくれる。もうそれだけでありがたい

入手困難となった原材料の代替品を探し、製造プロセスを見直すことで、新たな「ネオパン100 ACROS II」が生まれました。「ネオパン100 ACROS II」は、135サイズ(35mm判)36枚撮りと、120サイズ(ブローニーサイズ)12枚撮りの2種類 が用意されています。本製品は、従来の製品に比べ、明るさの濃淡にメリハリを出したとのこと。販売再開に至るまでにかかった期間は実に1年。デジタルカメラ全盛のこの時代に、需要の少なくなったフィルムを作り続けてくれるメーカーの想いというものがひしひしと伝わってきます。

ポイント

シャープネスと階調に優れたモノクロフィルム。入手性、価格、どこをとってもGOOD。

まとめると

フィルム撮影は手間暇がかかるものですが、手間暇をかけた時間軸が、きちんと一枚の写真に写り込む。昔に比べるとフィルムを続けるのはハードルが高くランニングコストもかかります。それでも、それら諸々を上回る何かを私たちに与えてくれるのがフィルムではないでしょうか。また、日常のワンシーンを切り取るのに、良い感じに切り取ってくれるのもフィルム撮影の魅力の一つでしょう。こういうご時世だからこそ、フィルムカメラに「ネオパン100 ACROS II」を装填して日常を切り取ってみませんか。

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