PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

SONY Xperia 5 III

  • 可変式望遠
  • ZEISSレンズ
  • 4K/120fps
  • 本格UI

Xperia 5 IIIはコンパクトながら背面に3つのZEISSレンズを搭載。その3つのレンズで、4つの焦点距離16mm、24mm、70mm、105mmをカバーしています(70mmと105mmは1つのレンズで2つの焦点距離を実現した可変式望遠レンズ)。24mmのカメラには1/1.7型の大型センサーが採用されているため、より鮮やかな写りが期待できそうです。また、撮りたい被写体をタップするだけで最適なフォーカスで捉え続ける優れたフォーカス性能、そして秒間20コマの高速連写など「瞬間を撮り逃がさない」という点において最高峰の一台と言えるでしょう。ソニーのミラーレス一眼カメラ「α」から継承したUI(ユーザーインターフェイス)と、右側面に配された物理的なシャッターボタンで、スマートフォンに搭載されているカメラ機能という印象は皆無。ほとんどデジタルカメラですね。

アウトカメラ 超広角(16mm) 1220万画素 / F2.2
広角(24mm) 1220万画素 / F1.7
望遠(70mm・105mm) 1220万画素 / F2.3・2.8
インカメラ 800万画素 / F2.0
ディスプレイ 6.1インチ / 有機EL

Photo Gallery

70mm/105mm

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

展望台から富士山にズームイン。肉眼では遠くに見えていた富士山ですが、105mmで捉えればこんなにも手繰り寄せることができます。少し霞がかかったような空でしたが、適度なコントラストでその時の状況をうまく再現していると感じます。各焦点距離から最大3倍までズーム可能なデジタルズームを利用することで、さらに被写体に迫ることも可能です。

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

こちらのカットも105mmで撮影しています。この写り、「凄い」の一言です。絞り値はF2.8。内蔵ソフトによるボケのコントロール機能は使っていませんが、光学性能だけで見せる自然なボケ味が良いですね。

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

続きまして70mmでの撮影です。雑味がないうえに、しっかりと解像感のある写りです。拡大して見てもスマートフォンで撮ったとは思えないほどのクオリティ。正直驚きました。


16mm

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

16mmのカメラはキリッと緻密な描写が印象的でした。建物のラインも真っ直ぐ。気持ちの良い写りです。


24mm

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

24mmのカメラには1/1.7型の大型センサーが採用されています。たくさんの光を取り込むことができるので階調表現が豊か。屋外の様子までもがしっかりと描かれています。

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

ピクセルピッチは1.8μm。画全体からも大きなセンサーがゆえの余裕を感じます。暗い場所やナイトシーンでもご覧の通り鮮明な写りです。


Top Feature

SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

本機最大の魅力は、望遠の画角を常に持ち歩けるところにあるでしょう。遠くの被写体を手繰り寄せたり、被写体を大きく写したりと撮影の自由度が格段にアップするのはもちろんのこと、光学的に追求された美しい画質で残していくことができるのですから。標準域はデジタルカメラで、望遠域はスマートフォンにお任せなんて使い方もありかもしれませんね。


User Interface

「α」の操作画面を踏襲した「Photography Pro」が実装されています。デジタルカメラの露出モード「オート(A)・プログラムオート(P)・シャッタースピード優先(S)・マニュアル露出(M)・メモリーリコール(MR)」から選択が可能。自分好みの撮影設定を登録しておくことができるメモリーリコール機能も便利です。

煩わしい操作が苦手という方には、カメラ任せで綺麗に撮影できる「BASICモード」がおすすめです。このモードで表示されるのは見慣れた白いシャッターボタン。とにかくカジュアルに撮りたい時や設定に迷った時などは、この白丸ボタンをポチッと押すだけで解決します。

マニュアルモードの操作画面。ISO感度、シャッタースピード、ドライブモード、フォーカスモード、フォーカスエリア、測光モード、ホワイトバランスからアスペクト比といった項目まで設定が可能です。このモードではボディ右側面についている物理シャッターボタンを使うのですが、半押しでAF・AEロックできるといった本格的なつくりです。

記録ファイル形式はRAW、RAW+JPEG、JPEGから選ぶことができます。

レンズのセレクターをタップすると画面内に円盤が現れ、レンズ選択が可能に。各レンズの焦点距離の間はシームレスにデジタルズームによって実現されます。上のカットは35mmを選択しています。

ホワイトバランスの設定画面です。カスタムホワイトバランスは3つまで登録が可能となっており、いずれも細かく調整をすることができます。自分好みの色味を登録しておけば、お気に入りの写真もぐっと増えそうですね。


SONY Xperia 5 III, Photo by A.Inden

風景や人物を美しく切り取る小さな精鋭

68mm×157mm×18.2mm(厚み)で質量は168gと、軽量コンパクトな部類に入るスマートフォン。とはいえ、その使い勝手やポテンシャルの高さは、ほとんどコンパクトデジタルカメラといった趣でした。光学100mmクラスの望遠撮影が可能なことや、階調の豊かさ、優れたフォーカス性能などから、日頃から風景や人を撮影する方にぴったりの一台ではないかと感じました。特に「α」をお使いになられてるのでしたらなおのことおすすめです。

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