PHOTO YODOBASHI

COOPHブース概況カメラ好きが作ったウェアブランド「COOPH」のアイデア商品

PYが以前より注目しているカメラ好き向けのアパレル「COOPH」。カメラ向けといえば......カメラマンベスト。それしか思いつかないほど、機材を常に手にする我々に向けられた服飾関連商品は少ないのです。そこに見事切り込んできたのが「COOPH」。一度PYでも特集しました。さて今回のフォトキナではどんな製品を繰り出してきているのか、さっそく行ってみましょう。

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ブースに入った瞬間、いきなり登場のUlrich Grillさん。相変わらずにこやかで、元気はつらつ。私は英語が猛烈にno goodなので、もう少しゆっくりお話しください(笑)今回のネタは何ですか?と尋ねると、はしゃぐ子供のようにジャケットを紹介してくれました。そう、電熱ジャケットです。バイクに乗る方だとなじみ深い商品だと思いますが、真冬のライディングは5分も走れば手がかじかむほどです。それに対処するにはグリップヒーターと極寒用グローブ。そして電熱ジャケットを着込むと、露天風呂に浸かり、首から上だけが外に出ている感覚。極楽とはこのことで、真冬のライディングであることを忘れるほど。それを、極寒の地での撮影向けにとイメージしてみてください。

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代表自ら熱く熱くプレゼンテーション。毎度感心しますが、ほんとうに嬉しそうに商品説明をしてくれます。それもそのはず、厳しい自然環境の中で撮影するカメラマンでもあり、欲しくても世の中に存在しない商品を自ら開発し具現化しているのです。毎回説明をしながら商品を見るより彼を見てしまうといった感じに(笑)おっと、説明して頂いた内容をお伝えしましょう。まず前面にはファスナーが4カ所ありますが、これがすべて独立したポケットというのがまず優れもの。

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リバーシブル仕様となっており、もちろん内側にも独立したポケットがあります。

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上側のポケットからなにやら......モバイルバッテリーの登場です。つまり、これが電熱線の電源となります。おそらく4-5時間は持つのでしょう。このあたりの詳しいスペックはヨドバシ.comの商品ページでまたお届けしたいと思います。

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ヒーティング箇所はご覧のとおり。ジャケット自体は軽く、いわゆるインナージャケット的に使うことも出来て、温度調節のためにアウターを脱いでもさまになります。

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なんと。スマートフォンのアプリからコントロールが可能なようです。

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冬場の撮影にはこれは重宝しそうです。私はバイク用に1枚欲しい!

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その他は新作のストラップがいくつかリリースされています。

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ライカとのコラボによるストラップ(2枚上のカット、右端)。ライカはコンパクトといえど、真鍮製のパーツが多く、思ったより重量があります。首に食い込まないようにと、なかなかお洒落かつアイデア商品。手の込んだハンドメイド品で、ストラップ自体も軽量。カラーバリエーションは3色、2枚上のカット・中央上のようにハンドストラップもあります。

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3枚上の一覧カット・二眼レフに取り付けられたストラップは、重いカメラ用のネックストラップで、なんと登山ロープ2本がけ。重量の方は1本でもまったく問題ないと思いますが、首への負担を軽減するために2本がけに。ロープそのものがその用途上軽く作られているため、これはアイデア商品です。実際ぶらさげてみましたが、至極快適!

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代表自ら陳列を直しています。とてもお忙しい方なのですが、来場者ひとりひとりに、やはり熱烈商品説明(笑)好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、相変わらず意欲的で愛情に溢れた商品が並ぶCOOPHでした。

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( 2018.09.29 )