PHOTO YODOBASHI

DJIブース概況写真に新たな視点を持たせてくれる"空飛ぶカメラ"大活況

編集部内でもドローン旋風を巻き起こした(?)DJIブース。実はドローンの記事もPYにあります。フォトキナ会場に足を運ぶと、まず入口近くから基本的に取材を行うのですが、個人的にはいちばん最初に向かいたかったブースです(笑)カメラが空を飛ぶなんて夢があっていいじゃないですか。そんなわけでDJIブースいってみましょう。

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まず、MAVIC AIRです。MAVIC PROの美味しいところを、SPARKのような小さなボディに載せた、いま一番手に取りやすい本格的なドローン。搭載されるカメラは、いわゆるコンパクトデジタルカメラにおけるサイズのものですが、写りは十分。編集部員も3名ほどユーザーが......。

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ドローンのなにが面白いのか。つまりこういうことなのです。やはり見慣れないアングルから撮られた写真は「目新しい」わけで、自分が見たことのない印象的な光景を見せる・見るというのは、写真の本質的な楽しさの一つ。それを撮るためにカメラを載っけて、ラジコンヘリを飛ばしている感覚。楽しいですよ!

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ドローンには、ジンバルというカメラを水平に保つ機構が搭載されています。そこで培った技術を投入した製品が、映像撮影用のRoninシリーズ(上から2カット)、そしてスマートフォン用のオスモモバイルシリーズです。これを使うと、まるで魔法のようにビタッと止まった映像を撮影可能。オスモモバイルシリーズが最もライトな製品ですが、まあ試しに使ってみてください。スマートフォンでまるで映画のような映像が撮れますよ!

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もっと凄いのないの?......あります。筆者が幼き頃にスーパーカーを見つめるような眼差しで追いかけている機種です。Inspire2です。欲しいです。しかしドローン撮影専業のカメラマンでもない限り不要でしょう(笑)こちらには、いわゆるSuper35サイズセンサーのカメラが搭載可能であり、もし空からの写真を生業としたいというのであれば、先行投資で手に入れるべき機材でしょう。プロユースでいま最も"こなれた"ドローンだと思います。

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こちらMAVIC 2。カメラにHASSELBLADとありますが、すごいコンビネーション! HASSELBLADはいまDJI傘下にあり、その関係から生まれたコラボレーションなのでしょう。MAVIC 2には2機種存在して、写真のPROのほうは1インチのセンサーを搭載し、HASSELBLADのカメラが搭載。MAVIC 2 ZOOMはいわゆるコンパクトデジタルカメラサイズのセンサーに24-48mmのズームレンズが搭載されています。この2機種とも、近々実写レポートする予定です。お楽しみに!

( 2018.09.29 )