PHOTO YODOBASHI

サムヤンブース概況カメラシーンのダークホース「サムヤン」の豊富なラインアップ

さて、SAMYANGです。SHOOTING REPORTでも数多くテストの上掲載していますが、コストパフォーマンスが高く、描写も唸るようなものが多いのです。いったい何処のメーカーだ?と思う人も多いと思いますので、若干ご紹介。サムヤンオプティクスカンパニーリミテッドは、1972年に設立されたクローズドサーキットテレビ(CCTV)、写真用アクセサリーの韓国メーカーで、日本国内ではケンコー・トキナーが販売代理店となっています。レンズはすべて韓国のマサンで製造されており、実はかなりのレンズラインアップ。詳しくはこちらを。なにやら新発表レンズがあるらしい......とりあえずブースまで行ってみましょう。

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スチルとムービー用で、これだけのラインアップを誇ります。ほとんどがMFレンズですが、AFレンズも中にはあって、実はシフトレンズなどもラインアップされていたりします。少し前にSONY Eマウントレンズの本を出版しましたがその際に一斉にテストしました。フォトヨドバシにも今後、順次掲載されていく予定です。初体験が多かったのですが、編集員一同「へぇ〜」「すごいね!」と感心しきり。

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むむ。コイツか? XP10mm F3.5とあります。その場に居たスタッフに伺ったところ、35mmフルサイズ用で、Nikon Fマウント、キヤノンEFマウント用がリリースされる模様。MFレンズであり、ディストーションを限りなくゼロに近づけたそうです。2019年初頭にリリース予定、価格は未定とのこと。テストが楽しみな1本です。

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もう少し前玉を......。なかなかな玉っぷり(?)です。しかし10mmですよ? フォクトレンダーに同様の焦点距離のレンズが存在しますが、それを一眼レフで。ファインダーを覗き込むと刺激的な世界が拡がるのでしょう。何を撮るかは別として、なのですが。

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こちらはシネレンズ。こちらのライナップも充実しています。そもそもスチルもシネも両方を視野に光学設計を行うのだと思われます。会場はなかなかの活況ぶりで、来場者も熱心にスタッフとやりとり。みなさんも機会があればぜひお試しください。自分が印象的であったのは135mmあたりでしょうか。なかなかに佳いレンズです。

( 2018.09.29 )