FUJIFILMブース概況総合写真メーカーとして、機材だけでなく楽しみ方まで幅広く提案

前回よりはスペースが小さくなりましたが、Xシリーズ、そして今回発表されたGFXのおかげで身動きもままならないほどの活況を呈していた富士フイルムのブース。とは言え、機材だけでなくアウトプットについても幅広く展開していたのは前回と同じ。プリント関係がとにかく充実していました。


他社が写真を映像で見せたり、派手な演出をしていたのに対し、富士フイルムは「紙にプリントして楽しむ」をまったくブレることなく訴求。「手に取れるという価値」それをきちんと分かっている、筋の通ったメーカーなんだよなあと、ちょっと嬉しくなりました。


Xシリーズの人気は海外でも凄まじいものがありますが、その上、今回発表のGFX。機種を問わず展示の前まで辿り着けない状態。もっとも身動きがとれなかったのがフジブースだったかも知れません。


X-Photographersの写真展示。まぁとにかくきれいなプリントです。プリントをして見る/見せるって、今でも依然として大事なことだと思います。


Xユーザーがプリントできるコーナー。


Frontier DE100。これは日本ではFrontier-Sという名前で出ているものですね。もはやプリンターとは呼びません。デジタルミニラボです。


X-Pro 2、X-T2の分解展示。みんな興味深く眺めていました。デジタルになっても「メカ」ってみんな好きですね。とくに男どもは。


チェキでの撮影コーナー。アーチストデザインのモデル(これからのinstaxのデザインの可能性を探るコンセプトモデル)もありました。何をやらせてもとんでもないものを作るフジ。今後も楽しみです。

( 2016.09.23 )