PHASE ONEブース概況 / デジタルバックの世界を牽引するトップメーカー

プロフェッショナルユースの製品が中心ということで、一般の方では聞き馴染みがないかもしれません。デンマークに本社を置くフェーズワンは、中判デジタルバックの世界で随一のシェアを誇るトップメーカー。645フルフレームサイズ・8000万画素というセンサーの生み出す世界は他では得られない世界であり、ひとつもふたつも次元の違うプロフェッショナルのクオリティを実現するために、なくてはならないメーカーのひとつと言えます。このブースを訪れるユーザの多くはおそらくプロの方々で、スタッフとのやりとりもテクニカルな印象。他のメーカーとは少し違った雰囲気が流れていました。

IQ2シリーズの中で中間モデルとなるIQ260。645フルフレームサイズで6000万画素というセンサーを搭載しています。60分という長時間露光にも対応するのが特長で、セッティングさえ整えれば撮れないものはないということですね。

HASSELBLAD 503CWとの組み合わせ。昔ながらのフイルムカメラにも対応しているのがデジタルバックの面白さですね。オールドカメラのファンこそ欲しくなってしまう製品だと思います。

スタッフが丁寧に使いかたをレクチャー。デジタルバックのインターフェイスはかなりシンプルなものが多く、はじめて触るときには一体どのボタンを押していいのかわからないかもしれません。

こちらでは現像ソフトCapture Oneの使いかたを解説していました。仕事の結果に直結するものですから、ソフトウェアの使いこなしも大切な技術です。

レンズはシュナイダー。ご存知ですか? シュナイダー。

仕事に使える人でなければ簡単に手を出せる代物ではないのですが、魅力的な世界です。




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( 2014.09.21 )