Panasonic LUMIX DMC-GM5 / マイクロフォーサーズ最小ボディ、EVFも搭載しパワーアップ

マイクロフォーサーズ機最小ボディとして誕生したLUMIX GM(DMC-GM1K)。発売から10ヶ月を経て、次のモデル「LUMIX GM5」が登場しました。シンプルながらもGX7譲りのセンサーによって、驚くほど上がりのいい写真を生み出してくれたボディのバージョンアップですから、期待も高まりますね。最大のトピックはボディサイズをほとんど変えないままEVFまで内蔵してきたこと。コンパクトデジカメに匹敵するボディにm4/3のセンサーだけでなく、EVFまで載せてきたとは驚異的です。早速詳しく見ていきましょう。
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まず最初に気になったのは、LUMIX GMからどのくらいサイズアップしたのかというところ。仕様を見比べてもみると、カメラボディの幅は同一、厚みと高さがそれぞれ5.7mm・5mm増しています。厚みに関してはこの写真をご覧いただくとわかるとおり、EVFの接眼レンズ部の突出によるものですね。ボディの厚みそのものはほぼ変わらないようです。ということは、実際にサイズアップしたのは高さだけということになりますから、カメラを手にしたときにボディサイズの違いをほとんど感じなかったのは間違っていないようですね。

EVFはもちろん視野率100%、116万ドットの高精細なもの。そのEVFの追加による高さのアップと同時に、内蔵フラッシュはスペースを追われましたが、代わりにホットシューが追加されています。このあたりの取捨選択がうまいですね。重量はわずかに7g増に留めています。EVF横にできたスペースを有効活用してボタンとダイヤルが追加されています。背面液晶のタッチパネル操作に加えて、ファンクションボタンの増設により、操作性はさらに向上しています。。

金属ボディによる高い質感もこれまで通り。軍艦部のダイヤルもアルミ削り出しです。ボディーカラーは写真のレッド×ブラックとシルバー×グリーン、オールブラックの3色展開。LUMIX GMよりもやや男らしくなった印象のGM5、発売が待ち遠しいです。




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( 2014.09.22 )