PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

PHOTO YODOBASHI

Chapter One: わたしとカメラの、そんな1日
「記録する」という写真の原点に立ち返って、「自分の、ある1日」を残す。

| FUJIFILM X100F | Canon G1X Mark III | Panasonic LX100 II | RICOH GR III | SONY RX100M7 |


FUJIFILM X100F
photo & text by KIMURAX

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某日、日曜日。おはようございますKIMURAXです。今日は朝から天気も良さそうなので、午前中はレンズレビューのロケへと出発。もちろんPY編集部はお休みですが、せっかくのロケ日和ともなれば土日だって関係ありません、そのあたりはカメラマンの裁量に任されています。最寄りの駅から電車で30分くらいで行ける、大きな公園がある街に向かいました。

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正味2時間ほどの撮影でしたが、本日分のロケは終了しました。ひたすら歩きまわったので足もくたびれはしましたが、やはり集中力が続かず…やっぱり年ですね(笑)。おっと、今日はX100Fでも撮らないといけなかったのですよね、お昼前から肝心な記録を忘れかけているという体たらく。ふと思い出した瞬間に目の前に飛び込んできた花壇をパチリ。花壇に自生している可愛らしい姿を、開放で柔らかく捉えてみました。

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午後からは、家族と一緒に長男の学校の文化祭にやってきました。毎年のことですが食販はどこもかしこも長蛇の列、列、列。今年は意を決してその中でもとりわけ人気の高い「石窯焼きピザ」に35分並んでようやくゲット。写真の左奥に写っている中庭のメインステージは部活対抗のカラオケ大会で大盛り上がり、爆笑を誘っていました。お祭りに派手な鳴り物は欠かせませんね。

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学校から駅までの道すがらにあった工事現場。大型マンションを建設中でしたが今日はお休み。中は見えずあえなく囲いから突き出して見えていたクレーンをパチリ。実は幼少のころから、工事現場をジーっと見てても飽きない。好きなんですよね、今でも。傍から見たらちょっとヤバい人ですよね(笑)。重機の動きだったり、長い鉄骨がスーッと空中を運ばれちゃったり、そして何より汗だくだくで働く人たちがカッコイイからです。

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帰りの電車は遠回りだけどゆっくりと座れることもあり、行きとルートを変更。河川付近を走るところがあり「パパ、川で水切りやろうよ。ねぇ、やろーよー」と小学生の次男がせがむので、渋々(久しぶりだからイイかと思いつつ)途中下車。石を水面に投げて、ぴょん、ぴょんと単純な遊びですがついつい没頭してしまい1時間以上の連投。またもや、撮影を失念! こちら、帰り際に舗装道路から土手を見上げてのカットです。

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せっかくの自分一日行動レポートですから見栄を張らないと。すいません、ウソを書きました。私と意気揚々と帰宅した次男が「久々に焼き肉が食べたいな〜、ニイ(兄)も文化祭のバンドで疲れて帰ってくると思うんだよね〜」。こういう時だけ、もっともらしいことを言うのですよね。たまには仕方がないか…と、これまた小学生に振り回された挙句のワンシーン。あれ?PYの“メシ撮り”は、高級コンデジじゃだめでしたかね?

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Canon G1X Mark III
photo & text by TA

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まだ陽が出る前に、外房の海岸に車ごと乗り入れました。あいにく雲が低く垂れ込める空模様でしたが、少しずつ、少しずつ空が白んで、やがて全てがブルーの世界に包まれます。これがまた美しいことこの上ないのですが、この時間はほんの一瞬。今回はせっかくNDフィルター機能が内蔵されているカメラを持ってきたので、この美しいブルーと、寄せては引く波の動きをスローシャッターで捉えることにしました。寄せる波に浸からない、ギリギリのラインで撮影するため、三脚ごと抱えて移動しながら美味しいポイントを探し歩く、そんな1日が日の出とともにスタートしました。

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外房の海は「曇天」がまた似合うところです。遠浅で、しっとりとした湿り気を帯びた潮風の影響でフォギー。グレースケールだけで描かれたような世界を見せてくれることがあります。その様もまた、大変美しいのです。

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海岸をぶらぶらした後、車内で少し仮眠。目覚めると、さっそくお腹がグー。さあ、朝食の準備です。小さな椅子が2つにアウトドア用のバーナーとホットサンドパン。カッティングボードと包丁、そして食材。それだけ。水を使わない、ピクニック以上デイキャンプ未満のアウトドア遊び。バーナーでホットサンドを焼き、車のリアハッチを開けたところが作業台兼テーブル。本当に簡単な料理ですが、焼けたホットサンドに葉物を添えれば、それだけでもう、豪華な王様の朝食。

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秋空の下、優しい風を感じながら出来たてのホットサンドにかぶりつく。ああ、この多幸感たるや!海辺でなくても、秋空の下で食べるものは何でも美味しいと感じます。食欲の秋ですから。自家製のレモンソーダで喉を潤し、締めはその場で淹れたコーヒー。大海原を目の前にして、ただそこにいる。せわしなく過ぎていく日々の中で、たまにはこういう時間の過ごし方が必要なのです。

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食後、消化促進のために(笑)浜辺を少しウロウロしました。雲の切れ間から太陽が顔を出したり、また引っ込めたりの1日でしたが、外房は条件によってはウユニ塩湖のようなシチュエーションが現れることも。そんな海岸がまっすぐ、どこまでも続いています。海はフラリと立ち寄ればいつでも受け入れてくれる、そんな懐の深さがあるように思います。

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さあ、あまりゆっくりしていられません。あー、明日からまた仕事かー。そんなボヤキとともに、早めに現地を発って帰路へ。自宅に帰り着くと、さっそく撮影してきたデータをそのままスマートフォンに転送し、モバイルプリンターから出力。家族や友達と共有したり、ひとりでニヤニヤしながら眺めたり。この時間がまた楽しいのです。海でホットサンドを食べて、あとはボーーーッと海に癒されていた。そんな休日の1日でした。

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Panasonic LX100 II
photo & text by Naz

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家族もいない平日の休み。寝坊して気づけばお昼前。窓から見える空は晴れている。多少身体に疲れはあったけれど、家でじっとしているだけで1日が過ぎ去ってしまうのももったいなくて、小さなバッグを肩から提げ、LUMIX LX100 IIを手にし、デパ地下で弁当を調達してから、目当ての新宿御苑へ。

最近になって入園料が200円から500円へと大幅に値上がりましたが、年間パスポートは価格据え置きの2,000円ということなので、「たくさん来てやるぞ」という思いを込めて購入し、年パスで入場。普段休日に来ることが多いせいか、平日の午後は人も少なくゆったりしているように感じます。

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入ってすぐの芝生の上で腹ごしらえ。選んだのはすき焼き弁当。いつものランチの倍くらいしましたが、自分への癒やしのためにきた公園、このくらいの贅沢はいいですよね。敷きものを持ってきませんので、芝生に直接座っていただきます。とはいっても、足元の芝生はふかふかの極上品です。

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休日に遊びに行く先はたくさんありますが、公園のいいところは訪れている人それぞれが思い思いの過ごし方をしていること。本を読む人、語り合う人、木陰を追いかけ昼寝をする人、音楽を聴く私。中にはパソコンを広げ仕事をしている人も。ビールが飲めたら最高ですけど、そこはルールがありますから、お茶で我慢しましょう。

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芝生の上にごろんと大の字に寝てみると、ここが東京の中心部だとは思えなくなります。空高くを飛んでいくヘリコプター。絞り開放のまま撮ってしまいましたが、どこにいるかわかりますか? 10月初旬とはいえ、半袖で十分な暖かい日でしたが、こうして青空に浮かぶ雲は少しずつ秋に向けて高くなってきているのですね。

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この日、我が家に何台かあるカメラから選んだのはLUMIX LX100 II。
なぜこのカメラなのかといえば、肩に力を入れず持ち出すことができて、肩の力を入れず写真が撮れるということ。もちろんバリバリ撮影するのなら、それ相応の機材があるわけですが、LX100 IIは持ち出すことに気負うことのない小ささと軽さながらも、写りに物足りなさを感じさせないところ。そのバランスのよさこそが持ち味なのです。

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広い園内を散策し、写真を撮ったり、ベンチに座って音楽を聴いたり、立ち止まって思いついたことをスマートフォンで調べてみたり。そんな時間をすごしているうちに、日が傾いていい光になってきました。

本格的に撮影をするならば、撮りたい画をイメージし、それに合わせた被写体を選んでいくのですが、こんな風に目の前に現れた光景を気ままに収めていくのも時にはいいものです。休日の束の間に潤いを与えてくれたのは、ちょっといい公園とちょっといいランチとちょっといい音楽。そしてちょっといいカメラ。いや、LX100 IIは「ちょっといい」ではありませんね、「相当いいカメラ」です。

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RICOH GR III
photo & text by Serow

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「明日は走れるぞ」と思うだけでウキウキして眠れなくなったり、異様に早く目覚めてしまったりするのがバイク乗りという生き物だ。バイクに乗るということだけで興奮しているのだから、目的地は目的地であっても目的ではない。目的は気持ちよく走ること。その過程に丁度いい目的地を設定するのがバイクツーリングというものである。

本当に目的地がある場合にはどうするのかって?
素直に向かわず、寄り道すればいいじゃないか。

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海岸沿いをゆったりと走るのも気持ちがいいけれど、個人的には山が好きだ。交通量も少ないしクネクネした道が多いし空気もいい。適当に設定したチェックポイントに向かうと思いがけず林道に迷い込み、こんな景色に出会えたりするからやめられない。ヘルメットの中で「うひょー」と歓喜しながら、オッサンひとり山林を駆け抜けていく。前にも後ろにも、すれ違う車もない。村人すら見かけない。

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静岡県掛川市にある粟ヶ岳山頂に到着。広がる茶畑と掛川の街を見渡して一息つく。ツーリングの目的地はこういった景勝地だとか、ローカルフードだとか、そのぐらいのものでいい。缶コーヒーと煙草ぐらいでもいい。ちょっとした達成感を味わって、身体を休めて、またバイクで走り出すのだ。

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本日の最終目的地はこれ。日本開催のラグビーワールドカップ、アイルランド戦である。前回大会の歴史的アップセットからラグビーファンになって、スタジアムに足を運ぶようになって、このスポーツの虜になった。毎日行われる真剣勝負と和気藹々としたファンの交流。そしてお腹いっぱいのビール。想像をはるかに超える楽しさに、至福の時を過ごしている。

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アイルランドの人々は、ラグビーファンとしても大先輩だ。腰の座ったお祭り騒ぎは試合前から始まり、試合の後まで続く。しこたまビールを飲んで、笑って、歌う。人種も国籍もチームも超えて、健闘を祈り讃えるこの空間。世界平和のヒントを感じると言ったら言い過ぎだろうか。

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結果はご存知の通り。「ラグビーの真価は勝ち負けじゃない」と言うつもりだったのに、勝った。強豪アイルランドにワールドカップの舞台で勝った。両チームのアンセムを歌って、声を張り上げて応援して、歓喜の瞬間をスタジアムで味わえた。本当に一生に一度の経験になった。

それでも言おう。ラグビーの真価は勝ち負けじゃない。誰かを打ちのめしたから嬉しいのじゃない。両チームの努力と献身を目の当たりにするから拍手を送るのだ。選手と観客の情熱に巻き込まれて心が震えるのだ。

帰り道、日本代表のユニフォームを着る自分にアイルランド人が「Well done」とハイタッチしてくれる。これがラグビーというスポーツなのだ。

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SONY RX100 VII
photo & text by Rica

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モーターサイクルレースが好きだ。
あの音、匂い、スピードを感じるとき、血が湧き、肉が踊るというのを体感する。
ツインリンクもてぎで開催されるMotoGP 第16戦 日本グランプリ。世界最高峰のライダーたちが日本に集まっていると思うだけで過呼吸になりそうなくらい興奮してしまうのは私だけではないはずだ。
パドックへ行くとMoto3クラスのジャウメ・マシア選手が笑顔でファンにサインしているシーンに遭遇。彼は2000年生まれ、18歳のスペイン人ライダー。正直言って、美しすぎてファインダーなしでは直視できない。好みのイケメンであるかどうかは別として、ライダーは皆美しい。ファンに見せる無邪気な笑顔と、レース中の鋭い眼差しとのギャップに身悶えする。

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お昼ご飯はカレー。朝ごはんもカレーだったけど。

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台風は去ったはずなのに、レース期間中、晴れたのは日曜日だけ。やっと見えた青空がまぶしい!

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サーキットではレースを観る以外、だいたい買い食いする。分厚いベーコンを炙って熱々を食べる至福。

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6月に負傷したケガを押して、母国グランプリを走りきった中上貴晶選手。彼は現在MotoGPクラスに参戦する唯一の日本人ライダーだ。彼はこのレースの後、手術を受けることになっている。どれだけ痛いのか、どれほどつらいのか想像もできないけど、転倒せず走り切りチェッカーを受けたことに感動。号泣していて自分の目ではぼんやりとしか見えていなかったけど、写真にはちゃんと写っていた。

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最高速は300km/hを超える超人的なレースが終わり、日が暮れてから見るサーキットは何度見ても心を揺さぶられる。
……だが、ここからが私たちの戦い“帰宅GP”の始まりでもある。今年は駐車場からサーキットを出るまで2時間かかった。最高速は5km/h!
それでも深夜自宅に着いたとき、また来年も!と思うのだ。

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( 2019.10.31 )

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