PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
OMデジタルソリューションズ
小さいことはいいことだ。
OM SYSTEMを掲げるOMデジタルソリューションズは昨年発売されたボディ「OM-1」「OM-5」を中心に、マイクロフォーサーズフォーマットならではの世界を表現しています。目玉となったのは、CP+に合わせて発売される「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」。最大撮影倍率4倍（テレコンと組み合わせて8倍）というマクロの世界が、これだけコンパクトなシステムで得られるのはOMシステムならでは。実際展示されている写真やハンズオンコーナーではしばしば感嘆の声が聞かれ、シンプルに感動を呼んでいました。大型センサーや高画素という場所からは一歩離れた、ほんとうに持ち歩いて撮影できる道具として、マイクロフォーサーズ製品の真価を改めて感じさせる展示になっていると思います。
M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO
超高倍率撮影を実現した望遠マクロ
- レンズ
- 2023年2月24日発売
マクロレンズは大きく写せるほど楽しい。撮影倍率8倍の世界はほんとうに強烈です。フォトヨドバシでも近々レビューを掲載予定なのですが、肉眼を超えた世界がとにかく面白くて、顕微鏡で除くかの如く被写体を探してしまいます。何よりもこれがこの大きさのシステムに収まるのだから、OMシステムも一式持っておこうかななんて思ってしまいますよね。どうせ手にするなら発売記念のテレコンバーターセットで行きましょう。
同レンズで撮影された作例が展示されています。
ハンズオンコーナーにて。このサイズ感ですからコンパクトですよね。
最短撮影距離のディスタンスはこのぐらい。
OM-1
OMシステムを牽引する存在
- ボディ
- 発売中
2022年3月に発売されたOMシステムのフラッグシップモデル。OM-D EM-1をさらにブラッシュアップし、往年の名機「OM-1」の名を引き継ぎました。コンパクトなボディに高機能をギュギュッと詰め込んだ凝縮感がなんとも良く、小さくとも頼もしい相棒になります。
A0以上のプリントだったと思いますが、ハイレゾ撮影でのプリント。驚くほど精細。
プリント面に対してレンズの水平垂直が出ていませんが、プリントの一部を撮影。
OM-5
小型軽量で誰もが楽しめるカメラ
- ボディ
- 発売中
小型軽量なボディならこちらのスダンダードモデル。2022年11月の発売で、惜しみなく機能を搭載した、どこへでも連れ出せるタフなボディです。クラシカルなデザインを踏襲しているのもOMらしいポイント。昔からOMは女性ユーザーが多い気がしますが、女性の手に馴染むサイズが良いですよね。
使い勝手はフラッグシップのOM-1譲り。システムとしての統一性を感じます。
35mmフルサイズ換算で80-300mm相当にも関わらずこのコンパクトさ。このシステムを使うメリットはここにあります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
- レンズ
- 発売中
大口径標準ズームでもこのサイズに収まるのだからOMシステムはすごい。大きく重いレンズを手にしたことがあれば、この気持ちはわかりましょう。これで撮影がこなせるなら最高ですよね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
- レンズ
- 発売中
こちらはF4通しの望遠ズームレンズです。開放F4ですが手ぶれ補正効果もあって使い勝手は良好。レンズを装着したバランスも含めて、OMシステムの特長があらわれています。
