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フルサイズミラーレスLUMIX Sシリーズ始動!S1R/S1と交換レンズたち

昨年初秋、「Lマウントアライアンス」が発表となり、一気に業界の注目を集めました。その封切りとなるシステムが、この春(3月下旬)いよいよ始動します。LUMIX DC-S1R, DC-S1は、ライカカメラ社の開発した大口径・短フランジバックのLマウントを採用した、パナソニック初の35mmフルサイズイメージセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ。新開発の「ローパスフィルターレス 35mmフルサイズCMOSセンサー」と「ヴィーナスエンジン」に加え、これまで培ってきたデジタル技術を活かした高速・高精度AFや、強力な手ブレ補正「Dual I.S. 2」、高性能シャッターを搭載。また、直感的な操作性や様々な環境下でも耐えうる堅牢性を備え、プロフェッショナルの仕事や作品づくりの幅を更に広げる高い描写力、機能性、信頼性を実現したとのこと。さらに、「HLGフォト」「ハイレゾモード」機能の搭載や、フルサイズのミラーレス一眼カメラとしては世界初4K/60pの動画記録に対応と、ちょっと死角が見当たりませんね。

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S1Rは高画素をに振ったモデルで有効画素数は4730万画素。Sシリーズレンズとの組合せで細部まで忠実に美しい圧倒的な高解像描写が得られるとのこと。S1は2420万画素で高感度に強いモデルとなっている。

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グリップは深め。手にした時のホールド感もすこぶる良い。直感的な操作性に拘ったという、ホワイトバランス・ISO/露出補正の3連ボタンは、ISOのボタンに小さな突起があり、指先の感覚だけでISOボタンというのがわかるようなデザイン(トップオペレーション)になっている。またボディー本体天面には、ステータスLCDを搭載している。基本的な設定は、ここで確認出来るようになっている。

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XQDカード、SDメモリーカードのダブルスロット搭載。背面モニターは3軸チルトタッチモニターとなっており、これは個人的にかなり嬉しい仕様です。この辺は慣れと好みの問題かと思いますが、モニターがレンズの光軸上から外れないというのが良いですね。

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こちらはF4通しのマクロ撮影も可能な24-105mm標準ズームレンズの「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S」。最大撮影倍率0.5倍で、最短撮影距離は30com。ボディー内手ぶれ補正と連動して制御する手ぶれ補正機能は約6段分。うーん。これ一本で十分。。と思ってしまいますね。ちなみにこちらは「Sレンズ」。大きさも、ほどほどで良いですね。

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続いて、こちらもF4通しの望遠ズームレンズ「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S」。「優れた描写性能と、ボディー内手ぶれ補正と連動して制御する手ぶれ補正機能は約6段分。そして防塵防滴に、マイナス10度の耐低温設計でプロ仕様。レンズのサイズはそれなりですが、重量は思ったよりも軽かったです。

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はい、こちらが大口径50mm標準単焦点レンズの「LUMIX S PRO 50mm F1.4」。まあこのくらいの大きさになるよね、と納得のサイズ。見描写性能最優先という匂いがぷんぷん。見るからに「写りそう」でした。(笑)

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最後に、バッテリーグリップを装着して1カット撮らせて頂きました。お世話になったパナソニックブースの説明員のみなさま。ありがとうございました!今からレビューさせていただくのが楽しみです。

( 2019.02.28 )