PHOTO YODOBASHI

カールツァイス 双眼鏡がすごいことになっている

PYとしてはここでカメラ用のレンズを取り上げるべきなのでしょうが、ZEISSのレンズは新製品が出るたびにしっかりレビューさせていただいてますし、つい最近もLoxia 2.4/25をレビューしたばかりなので、ここではちょっと目先を変えてみました。横須賀の三笠公園というところに東郷平八郎の銅像があります。1905年、日露戦争の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った、日本の連合艦隊指揮官です。その銅像は双眼鏡を手にしているのですが...ふふ。あれ、実はZEISSなんです。そんなわけでZEISSの双眼鏡でございます。今回拝見していたく感動したのは、Victory Pocketというシリーズ。その名の通り、ごく小さな双眼鏡です。これのどこがすごいかと言うと、双眼鏡って、真ん中で折れ曲がるようになってますよね、普通。あれが真ん中ではなく、3:1ぐらいのところで曲がるのです。するとどうなるか。そのまま最後まで折り曲げると極めてコンパクトになってしまうのです。それと、ピント調整のリングがかなり左手側に近づくので、リングを指先ではなく、指の腹で回せるようになります。その分、ストロークが長くなるので回しやすいですし、何より、手袋をした時にこれのありがたさが分かるとのこと。うー、コレむっちゃ欲しいっす!

( 2018.03.02 )