A.INDENのぶらり写真用品

バスケブームですね。Bリーグが始まり、バスケファンとして盛り上がりを心配していたんですが、何と、CP+ 2017の撮影ブースに2箇所も出現。それもSONY & OLYMPUS。会場に入るなりトランポリンで飛びながらダンクを決めていたので頑張って撮影しましたが...きっと試写用のOM-D E-M1 MarkIIでは完璧に止まるのでしょうね。PYメンバーが各メーカーに割り振られ取材している中「適当に拾ってください」と戦力外通告を受けたA.INDEN、好きなものを探してゆったりと会場巡りをしてみます。

最初に気になったのが、Fotodiox ZEROシリーズC-200 RS。被写体の近くからライトをうって柔らかく影を作るのはかなり難易度が高いのですが、この小さな円形のライトはご覧のように簡単にソフトで美しい影を作ってくれます。さらにケルビン値を3200k-5600kまで変えられるので、光の色も自由に変えられます。円形のライトなのでモデル撮影のアイキャッチにも使えますね。


シックでおしゃれなものが増えたかも

会場を一回りして、今回出品者の顔ぶれがかなり変わったように感じました。そのせいでしょうか、小さなブースに初めて見るようなものが多く、それもシックでおしゃれなものが増えたように思えます。話を聞いてみると、日本ではまだ紹介されてないのものも多く、販売店を探しているメーカーもありました。カメラファッションはまだ発展途上、CP+ 2017でこの雰囲気が盛り上がるといいですね。

BARBER SHOP。ITALY発、上質な革をハンドメイドで仕上げたカメラバック。シックな服装でこのカバンを持ってると誰もカメラを持っていると想像できないと思います。もちろんインナーを抜けば普通のバックとしても使えます。

CECILIA。NEW YORK発、ライカ用に細くシンプルで丈夫な革のストラップを探していたので、思わず「どこで買えるのですか」と尋ねてしまいました。「サンフランシスコのライカショップで買えるよ」「日本では」「今提携先を探しているんだよ」と。早く日本で買える日が来ることを願っています。

HPRC。ITALY発、ドローン用にあらかじめ切り抜かれたカメラバック。ブルーとオレンジが素敵ですね。カメラ用に欲しくて自分で切り抜くものはあるかと尋ねたら「NO」と言ってカタログを渡されました。ライカ用もあるのですが、残念ながらオレンジの色はないみたいです。

taste。NAGANO発、可愛いフィルターを見つけました。本当に小さなブースでフィルターしか展示していなかったのですが、展示方法が可愛く思わず撮影していました。フィルターで作られたレンズピラミッド、先細りのところがそそります。


写真を撮ったら見せたくなりますね

10月に大学のカメラクラブのOB写真展をやったのですが、久しぶりに写真をプリントして眺めてみると「写真はプリントとするといいな」と改めて感じました。そこでいいプリント用紙がないかと探してみました。

学生時代愛用していたRCペーパーILFORD24Mにそっくりの質感のペーパーを見つけました。Photo Rag Ultra Smooth。無光沢で少しウォムトーンのベース。さてどんな写真をプリントしてみましょうか。

ILFORDには質感の異なるペーパーが豊富にありました。質感がわかりやすいようにライトを写し込ませて撮影しています。違いがおわかりでしょうか。右下の絵のキャンバスのようなものも写真です。なるほどこんな展示の仕方もあるのかと勉強になりました。

最近増えてきたPhotoBookもおしゃれになりましたね。値段も手頃になってきたようですし、毎月1冊、テーマごとに1冊そんな風にたくさん作って本棚に並べてみるといいですね。

( 2017.02.24 )