Canon EOS M6

EOS M5につづき、EOS M6が新登場。基本的な構成はEOS M5同様ですが、最大の違いはEVFが非搭載となること。ただし外付けのEVFがラインアップされますので、コンパクトなボディを望む人にはうってつけかもしれません。ざっとスペックをおさらいすると、センサーおよび映像エンジンは有効2,420万画素のAPS−Cセンサー&DIGIC 7。センサーの各画素を位相差AFセンサーとして利用するデュアルピクセルCMOS AFに対応し、動体向けAFモード「スムーズゾーンAF」も利用可能。感度はISO 100〜25600となります。なお、Wi-Fi/NFC/Bluetooth Low Energyによってスマホとの連携が可能になっています。ボディ単体の重量は343gですから、カバンにちょっと入れておくことができて重宝しそうです。

ボディは2色展開で、ブラック&シルバー。ブラックは真っ黒ではなく、どちらかといえばグラファイト的な色合いです。手にするとなかなかの高級感。しかし小さいですね。パンケーキ型のレンズなどをつけて遊びたい。

液晶はチルトし、レンズ側に完全に立ててしまうことができるため、いわゆる自分撮りが可能。タッチパネルを採用、スマホになれてしまっていると、カメラにもタッチパネルを求めてしまうから不思議なモノです。一度使うともう戻れません。

ポップアップ式のストロボを内蔵。雨や雪を前景に入れて際立たせたり、わりと小細工に使うことも多いストロボが搭載されているとなんだかんだ便利なのです。初代のEOS Mユーザですが、会場でEOS M6を使ってみて驚きました。キビキビ動き、もうさすがに別物です。センサーサイズを考えればレンズの大きさもあり、コンパクトデジタルのようにミニマムに持ち出すことは難しいかもしれませんが、それでも十二分にコンパクト。質感のよさもあって、自分が手に入れるところをちょっと想像してしまいました。

( 2017.02.23 )