A.INDENのCP+2016気まま一人歩き

ちゃんと働いてるはずなんですがね。「いろいろ言ってうるさいから、1人で行って」とまあチャンスだと勝手に思い、1人ぶらぶら面白そうなものを探して歩いてみました。

Polaroid

旅好きなのでどうしても欲しいものが。旅先で撮った写真をすぐプレゼント出来るプリンター。小さくて、軽くて、バッテリー駆動で、可愛くて...やっと希望にかなったものが見つかりました。「Polaroid Zip」ツルッとしたイタリアンレッドのボディー、小さいサイズですがしっかりとしたクオリティーのプリント。いいですね。しかし悩ましいことが。

隣に置いてあった「Polaroid SNAP」がさらに可愛くていいんです。撮ったその場でプリントアウトできるのは当たり前ですが、ちょこっと上がるファインダーが物欲をそそります。でもね、よく考えてみるとこの2つは同じ機能だからなんで合体できないかと。そこでお姉さんに聞いてみました。「そうですね。確かに、ソフトを変えればできそうですね。でも今は...2台持っても軽いから2つ買ってください」と。さて次行ってみましょう。

PATERSON

すごいですね。4×5の現像タンク。噂には聞いていましたが、実物は初めてみました。パターソンといえば大学の先輩に勧められて買った初めての現像タンク。デザインもカッコよく持ってるだけで嬉しかったです。デジタル時代ですが老舗のメーカーがしっかりフィルムを支えていることが嬉しいですね。

DanCan

このディスプレイに惹かれて覗いてみました。「ダンボール製一眼レフカメラ」。大きさも2眼レフ横に2台分ぐらいあって、しっかりとした作りでした。青焼き感光紙をセットして直接印画紙として記録する方式だそうです。昔の日光写真を思い出すのは筆者だけでしょうか。晴天時で露光時間が30〜40分なので、ビール2本は行けそうですね。近日発売予定なので楽しみですね。何が...。


人だかり

カメラの放列が遠くからでも確認できたので、何かと覗いてみたら。まあ一休みということで(笑)。


少し真面目な話。

Poralidへの興味もそうですが、ここ1年写真の飾り方を考えるようになってきました。テレビやiPadで見るのもいいのですが、写真を手にして見る時に感じた、温かさのようなものが少し足りない気がしてしまったのです。「プリントして飾れば」と思うのですが、なかなか肌触りのいい紙が見つからなくて...。カミングアウトします。CP+のような大きなイベントの一番の楽しみは「プリント用紙探し」。いろいろなメーカーの紙を直接触れるなんて至福の時だと思いませんか。ではどんな紙が好きか。下の紙の右側、PY撮影ノート的に言うと写り込みがないタイプの紙です。いいですね。

このページの最初のカットの桜の写真は「アワガミ」にプリントされたものです。被写体と紙の質感の相性がいいですね。


さて、周辺こぼれ記事いかがでしたか。本当は、X70の絞りリングがSummilux 35mm F1.4の初期玉にそっくりで惹かれるとか、せっかくここまでいいカメラにしたのだから距離目盛を入れて欲しいとか、EOS-1D X Mark IIのISO51200は素晴らしすぎるとか、Nikon D5を5分間も撮りっぱなしにするサディスティックなライターの話とか、OLYMPUS PEN Fのシルバーの少しチープに感じる塗装がいいとか、ここまでこだわったんだからブラックはペイントにして欲しいとか、SIGMA sd QuattroはREDのようにボディーマウント交換式にして欲しいだとか言いたいことはたくさんあるのですが、そのあたりぜひCP+2016に足を運んで確かめてみてください。

( 2016.02.25 )