ソニー・ブース概況

新ボディの発表がなかったソニーは、豊富なレンズ群をメインに展示していました。左側にはセミナー用のステージと4K Photo Museumが設けられていましたが、ブース中央にはモデルの撮影体験コーナーが、右側にはジオラマの撮影体験が設けられ、多くのカメラ、レンズをタッチ&トライができるようになっているのが特徴です。

ブース奥の上段に設けられた望遠体験コーナーには、白レンズがズラリと並んでいます。各社お馴染みの望遠体験コーナーですが、こうしてみるとソニーの望遠レンズもなかなかの充実ぶり。下のフロアの撮影体験コーナーに比べると空いているので、ソニーのカメラやレンズを手にするには、意外に穴場かもしれません。

ブース奥の体験カウンターには、EFレンズ開発ロードマップが掲示されていました。2014年9月15日時点とあるので、昨年のフォトキナで発表されたものです。特にアナウンスされていませんが、実は開発中という表示の赤く示された4本のレンズと2本のコンバーターは、ブースで試写することができます。これは、ソニーユーザーなら行かないわけにはいかないでしょう。また、このロードマップにはさらに7本のレンズの登場が予告されています。大口径単焦点レンズだけが決定しているようです。この情報はソニーのサイトにも出ているので、今後も要チェックです。

マウント部を絞ったように見える、特徴的なデザインの「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」。重量感もそれなりあるものの、24mmから240mmの10倍ズームレンズとしてはコンパクトなサイズで、ボディとのバランスは悪くありません。

「ZEISS Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」は、大口径の単焦点広角レンズ。 35mmとしてはかなり大柄なレンズですが、開放値F1.4となれば、それも納得。 かつてCONTAXマウントにDistagon T* 35mm F1.4がありましたが、サイズ、デザインともにそれを彷彿とさせるレンズです。大口径単焦点レンズならではの描写力を期待したくなります。

ゴツイ印象の「FE 90mm F2.8Macro G OSS」。 鏡筒部にはフォーカスリミッタースイッチ、フォーカスロックボタンなどが設けられています。フォーカスリミッターは、撮影シーンに応じて3段階から選択できるようになっています。またレンズ前部のフォーカスリングは、前後にスライドさせることでMFとAFを切り替えることができます。

「FE 28mm F2」は21mm F2.8相当になるウルトラワイドコンバーター、16mm F3.5相当になるフィッシュアイコンバーターも一緒に体験することができます。 専用コンバーターとレンズの一体感は秀逸で、取って付けたようにならないデザインは、さすがソニーと思わせてくれるところ。

( 2015.02.13 )




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もはやソニーの代表機種と言っても過言では無い、α7シリーズ。その最新機種です。

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画素数を抑えた分、高感度やムービーを得意とするのが本機。ダイナミックレンジの広さは圧倒的です。

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