SAL1635Z Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

同じZeiss銘柄の24-70mmでも感じたことですが、画面中央から周辺まで文句一つ無いレンズではありません。周辺部は若干甘く、周辺落ちもかなり出ます。しかしなんというか、、観念的で申し訳ないですが妙に色気のある写り。レンズオタク的な表現で言えば、実にレンズらしい写りをする一本。「なんかいいんだよね」と手放せなくなる一本。そんなレンズです。周辺の甘さや周辺落ちについては絞り込めば解決することですし、画面全体のシャープさも目を見張るものに。この時代に大変珍しい個性溢れるレンズで、超広角が欲しいのなら無理してでも手に入れていただきたい、そんなイチオシのレンズです。

( 写真 / 文:K )

最短28cmまで寄れるため、かなりの接写が可能です。上の作例は深度を稼ぐのに1段絞っていますが、開放から中心部はかなりシャープ。周辺も甘いとは言え、それは原寸で見ての話。決してヌルい描写ではありません。超広角にしては望外のボケ味で、贅沢なレンズ構成が効いてる印象を受けます。

1段半程度絞ると画面全体に緊張感が走るほどにシャープになります。素晴らしい解像力。α99とのマッチングもかなり良好。階調も豊かで、かつコントラストも大変高い描写です。空にゴミかな?と思いきや、二羽の鳥。原寸でビッチリ解像していました。

狭い路地になると、超広角のアドバンテージを如実に感じます。嫌なデフォルメーションも無く、振り回して撮影しても自然な描写が得られます。ボケ味は丸みがあってよいですね。

前ボケに少しクセを感じますが、個人的に大変好みの描写。しかし、開放だというのにピントを置いた奥の男性の描写をご覧ください。中心ではありませんが、この解像力です。※周辺の甘さは重箱の隅をつつけば・・・という話ですね。

テレ端で撮影。ディストーションもよく抑えられている印象です。大変高価なレンズですが、やはりそれだけの値打ちのあるレンズです。

ボケ味の確認に。ここは湿度が殆ど無いモロッコ。にもかかわらず、この潤いのある描写は・・・。このあたりを「色気」と表現したつもりなのですが、いかがでしょうか。ここまでシャープではありませんが、往年のアンジェニュー(フランス)あたりを彷彿させる写り。

空を撮ったときに、ズドンと落ちたいわゆる紺碧の空から、夢に迷い込みそうな憂いの空まで、実に表現豊かに写し込んでくれるレンズだと思います。光線状態を見極め、それに対するアングル、露出などをコントロールすれば、それに応える力を持つレンズなのです。もし旅に出るなら、重かろうが大きかろうが、必ずバッグに入れたい1本です。

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普段と違った視点を得られる広角ズーム。しかもZEISSです。思い切ってカートに入れちゃいましょう。

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プロテクターがあれば安心です。

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