OLYMPUS STYLUS 1s + TCON-17X, 1/1250, F4.5, ISO 100, Photo by Z II

OLYMPUS STYLUS 1s | SHOOTING REPORT

オリンパスのミラーレス一眼を彷彿させるルックスと、抜群の描写力などによって高い評価を得ていた「STYLUS 1」がアップデート。 28〜300mm 相当の画角(35mm版フルサイズ換算)をカバーしながらも全域F2.8の明るさを誇るレンズや、高精細な電子ビューファインダー、ミニマムなサイズなどは先代からしっかりと受け継ぎながら、ピント合わせや使い勝手の向上、バッテリー容量の増加など撮影現場に即した細やかな配慮が施されて「STYLUS 1s」へと進化しました。元々広いズーム域をさらに拡張してくれるコンバーターレンズも含め、改めてその実力を確かめていきましょう。

( 写真:Z II / 文:4beats )

OLYMPUS STYLUS 1s, 1/400, F8, ISO 100, Photo by Z II

まずは遠くの被写体をグッと引き寄せる望遠側、200mmオーバーに相当する画角でF8まで絞った画です。係留された小舟が居並ぶ岸辺に、模様を描くようにまばらに落ちる光と陰。その中に浮かぶ黄色く彩られた船体も、重さを伴った水面のうねりもしっかりと受け止めてくれました。一眼らしいルックスなのでサイズを勘違いしがちなのですが、本体は実にコンパクト。その小さなボディで300mm相当の画角まで引き寄せられ、圧縮感を伴う画や、背景から被写体を浮かび上がらせるような画作りが楽しめるとなると、大きなボディとレンズの組み合わせが登場する機会が減ってしまいそうです。

OLYMPUS STYLUS 1s, 1/1250, F2.8, ISO 100, Photo by Z II

今度は大根が並んだところを。このカットのように手前をボカして奥行きを表現するなんて、高価なカメラで、しかも難しい操作をしないと撮れないのでは?と思いがち。いえいえそんなことありません。コンパクトカメラの中では大きな部類になる1/1.7型のセンサーと「STYLUS 1s」が誇るF2.8の明るいレンズがあれば大丈夫です。絞りを開放付近にセットしたら、レンズを少し望遠側に伸ばすだけ。被写体が前後に重なるようなアングルを見つけたら、試してみてください。

さて、ここから数枚は専用アクセサリーを用いたカットをご覧頂きます。

OLYMPUS STYLUS 1s + Kenko Tokina AC C-UP NO.5, 1/500, F2.8, ISO 100, Photo by Z II

どういう訳だか存じませぬが、専用アクセサリの一つとして他社製のクローズアップレンズが推奨されております。 ケンコートキナー社製の「AC C-UP NO.5」(55mm径)がそれ。もともと近接を苦手とするカメラではないのですが、最短撮影距離よりさらに一歩踏み込みたいときには打って付けのアイテムです。このカットでも使用しているのですが、ご覧のように前後のボケも自然ですから躊躇うことなく使えますよね。嵩張るものではないのでカバンに忍ばせておいて、ここぞというときに装着すれば表現の幅もグッと広がりそうです。

次は、ワイドコンバーターとテレコンバーターの比較カットを。



こちらはワイド端=28mm相当の画角で捉えたカット。左に遠ざかる高速道路をギリギリまで詰めてもビルの屋上にあるオブジェの右端が切れてしまいました。あと一歩、いや数歩下がりたいけど、身動きがとれないというのはよくあることです。そこで登場するのがワイドコンバーターレンズ。右の画像と比べてみてください。※クリックで大きな画像が表示されます。


ワイドコンバーターレンズ「WCON-08X」を使用することで焦点距離は0.8倍、22.4mm相当の画角となり写したい範囲を撮りこぼすことなく収めることができました。太陽が入り込むアングルとなり妙なゴーストが出てしまいましたが、それ以外は解像度やコントラストなどの低下もなく、実用十分の画質です。※クリックで大きな画像が表示されます。


こちらはテレコンバージョンレンズの撮り比べ。「STYLUS 1s」は冒頭でも申し上げたとおり素の状態で300mm相当の画角まで捉えることができます。このカットはその300mm相当の状態。それだけでも申し分ないスペックなのですが。。。※クリックで大きな画像が表示されます。


さらに遠くのものをグッと引き寄せられるアイテム「TCON-17X」を使用すると焦点距離は1.7倍、なんと510mm相当に。こちらの画質も十分ですよね。レンズ先端に装着するタイプなので明るさもF2.8のまま。とても扱い易いです。※クリックで大きな画像が表示されます。

OLYMPUS STYLUS 1s, 1/320, F8, ISO 3200, Photo by Z II

高感度耐性もなかなかのものです。光量の乏しい水族館で被写界深度を稼ぐためにF8まで絞っています。ペンギンの動きを止めるために感度を上げていったところ、なんとISO3200に。でもこの大きさで鑑賞する程度なら何も問題ないでしょう。多少のノイズはあろうとも、撮りたいときにシャッターが切れるということの方が重要ですよね。

OLYMPUS STYLUS 1s, 1/50, F2.8, ISO 100, Photo by Z II

水滴のついたガラス、その向こうに明滅する赤い光。普段は見逃してしまうような、なんていうことのない光景ですが、写真を撮ろうという目線で見ていないと抑えられないカットです。そんな何気ない目の前のシーンをどう切り取ろうかと考えを巡らせ、あれこれ試行錯誤するは楽しいひとときですが、STYLUS 1s のように持ち歩けるカメラがあるからこそ、撮りたいときにサッと取り出せるカメラがあるからこそ、そのひとときを楽しめるのです。ちなみに重量はバッテリーとカード込みでも402gという軽さですから、いつだって「サッ」とできます。

OLYMPUS STYLUS 1s, 1/2000, F4.5, ISO 100, Photo by Z II

今回のアップグレードの一つに、よりピント合わせがし易くなるような変更があります。AFでの撮影時にピンポイントで被写体を狙えるよう、ターゲットを小さくする「スモールAFターゲット」や、マニュアルフォーカスでのピント合わせをサポートするピーキング機能を新たに搭載。これまでの瞳検出や背面液晶に触れるタッチAFなどと併せ、ピント合わせの操作がよりスムーズになりました。

PHOTO YODOBASHI

より完成度を増した、一眼スタイルのコンパクトカメラ

先代からすでに有り余る性能と完成度の高さを誇っていたのですが、STYLUS 1s となってさらに磨きがかかった印象です。今回はレンズ先端に取り付けるアクセサリーも含めてのレポートとなりましたが、どのアイテムを装着しても綻びを感じさせない素晴らしい結果となったのはご覧頂いた通り。レンズに装着する類いのアイテムは描写に悪影響が出易いものですが、よくぞここまで突き詰めたものだと感心してしまいました。今回より対応可能となったワイドコンバーターによって、撮影のフィールドがより広くなったことの恩恵は小さくありません。描写力の高さやレスポンスの良さといったレンズ一体型カメラであることのメリットを活かしつつ、搭載されたレンズの焦点域をさらに拡張できるのです。そういった周辺機器まで含めたトータルのシステムとしても STYLUS 1s の完成度の高さを改めて感じます。

大変見えの良い内蔵EVFによって一眼レフのような撮影スタイルが基本となる本機は、ミラーレス機などのサブ機としても、頼れるメイン機としても縦横無尽にその役割を果たしてくれるでしょう。普段から持ち歩くにも困らないくらいにレンズ収納時には小さく(わずか56.5mmの薄さに!)なるのですが、そのコンパクトなボディに28〜300mm相当というワイドレンジな画角が、しかも折り紙付きの描写力が得られるレンズが収まっているとは驚くばかりです。

さて、撮影スタイルは人それぞれ。広角好きや望遠一辺倒、あるいはマクロ大好きといった具合に様々なスタイルがあります。街角でのスナップや風景、スポーツ、子どもの成長記録等々、撮りたいものも千差万別。でも STYLUS 1s ならおおよそどんな撮影にも対応できます。この小さなボディに秘められたポテンシャルの高さは想像以上です。オリンパスのコンパクトカメラ、STYLUSシリーズの最高峰 STYLUS 1s でどんな写真を撮ろうかと、想像するだけで心が弾んできませんか。

( 2015.03.06 )




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これだけポテンシャルが高いのに、このサイズ。2〜3台あってもイイかも?

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よりアップに。より近接を。オリンパス公認?のケンコートキナー社製アクセサリ−です。

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ボディだけでも300mm相当の画角まで撮影可能ですが、更なる望遠域をお望みの方には強い味方となってくれるでしょう。
※ご使用の際には別売りのアダプターCLA-13が必要となります。

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ということで、テレコンのご利用はこちらが必要です。

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よりワイドに。28mm相当の画角では物足りないという、心も視野も広い方はこちらを。
※ご使用の際には別売りのアダプターCLA-14が必要となります。

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ワイコンをつけてより広い心になりたい方はこちらが必要になります。

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いつもカバンに放り込んでおくなら、ケースで保護してあげましょう。

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新登場のブラウン。裏地は黒。引き締まっていてカッコいいですね。
※ストラップは別売になります。

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バッテリー1つで450枚も撮れるそうです。でも夢中になりすぎて、いつのまにか残量が。。。なんて場合に備えて、もう1ついかがでしょう。

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充電器も複数あると、とても便利ですよ。

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