GoPro HERO4 SILVER / HERO | SHOOTING REPORT

動画を撮影して公開することが手軽になってきた昨今、ウェアラブルカメラのカテゴリも活発な様相を見せています。この分野を牽引してきたGoProも4世代目となり、HERO4 BLACK/HERO4 SILVER/HEROと3つのラインナップが揃いました。上位モデルがブラックということは変わりませんが、エントリーモデルと言える "HERO" が加わって、より広範なユーザがGoProを楽しめるようになったと感じます。今回はHERO4 SILVERとHEROについて、その使い勝手を確かめてきました。

( 撮影:Z II & T.Takahashi & 48 / 文:48 )

まずはラインナップの違いを確認しておきましょう。撮影できるビデオの対応画質はHERO4ブラックが最上位となりますが、搭載される機能面ではHERO4の両モデルは基本的に同様です。HERO4シルバーの特長としては背面ディスプレイが搭載されたこと。フレーミングはもちろんのこと、動画の確認や設定変更などがタッチパネルで簡単にできるようになりました。従来までのモデルで言うと基本的には上位を選びたかったGoProですが、HERO4シルバーはバランスに優れ、積極的に選べる選択肢になったと思います。

エントリーモデルにあたるHEROは、機能を絞った廉価バージョン。防水ハウジングが一体になった設計で、バックドアを開けばmicroSDとUSBポートだけを備えるというシンプルな作りになっています。本体価格にして税別1万円台という価格は魅力的で、このぐらいの価格なら「はじめてみようかな」と思う人も多いのではないでしょうか。液晶モニタやスマートフォンで写りを確認できないという不安はありますが、何度か使っていれば写る範囲は大体わかってくるもので、むしろこの潔さも一つの利点だと思います。ふたつのボタンで操作する設定項目もシンプルですし、そもそもあまり設定をいじる必要もなく、チェストマウントやヘッドマウントにつけたらボタンを押して録画を開始するだけ。まさに入門にぴったりのモデルと言えるでしょう。

楽しい時間を、何度でも味わえる面白さ

ビデオ撮影という世界には、写真とは異なる魅力があります。「買っても使うかな?」なんて思うかもしれませんが、休日のちょっとした遊びなどを撮るだけでも十分に面白いのです。すごい映像を撮ろうなんて構えずに、胸や頭にGoProをつけたら録画をオンにしていつも通り行動するだけ。家に帰ったら、撮影したビデオのポイントだけを編集して、数分にまとめてみましょう。2時間の映像を見返すことなんてできませんが、2分の映像なら何度でも見返してしまうものです。上のビデオは、HERO4 SILVER / HEROによる1080p30の撮影サンプルをそんなイメージでまとめてみました。紅葉を駆け抜ける悦びや川のせせらぎ、愛犬と過ごす時間や子供の遊ぶ姿など、編集時から何度も何度も見なおして楽しんでいます。できあがったショートムービーは、ちょっとした休憩時間にも自分をリラックスさせてくれる、大切なものになるでしょう。

どのモデルからはじめるか

これからはじめたい人、あるいは興味はあるけどそんなに使うかわからない人には、やはりHEROがおすすめです。本体にプラスしてチェストマウントやヘッドマウントなど汎用的に使えるアクセサリを選べば、GoProの世界を存分に楽しむことができるでしょう。使い込んでいくとネックになるのは、バッテリーが交換できないということではないかと思います。基本的にはフル充電で2.5時間程度の撮影が限度。メモリや予備バッテリーを持ち歩いて長時間撮影というわけにはいきませんので、一日の撮影時間は限られてしまいます。このあたりが気にかかる人は最初からHERO4を選ぶとよいでしょう。

トータルのパフォーマンス・使い勝手を考えると、HERO4シルバーが魅力的です。特に背面液晶の存在は大きく、撮影時のフレーミングにも撮影結果の確認にも、あるいは設定変更にも、段違いの使い勝手を提供してくれます。高いビットレートでの撮影やホワイトバランスの選択など、より高画質・踏み込んだ撮影ができますから、ビデオ撮影に慣れてきた頃にその違いを実感できることでしょう。もちろん既にウェアラブルカメラを楽しんでいる方、動画のシェアを積極的に行っている方ならHERO4を選ばない理由はありませんね。そして4K動画や最高画質を求める方には、HERO4ブラックが待っています。

これだけ簡単に、ビデオ撮影が楽しめる時代になりました。
大切な時間は、気がつけば過ぎ去ってしまうもの。そろそろこの世界に足を踏み入れてみませんか?

( 2014.12.18 )




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タッチパネルが革命的なGoProの最新モデル。ウェアラブルカメラの面白さを、存分に味わってください。

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手軽な価格がうれしいHERO。廉価版とはいえ、楽しさに違いはありません。難しいことは考えず、遊んでみましょう。

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どちらのモデルもメモリは必要です。できるだけスピードの速いものを用意しましょう。何枚あってもいいですよ。

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HERO4なら予備バッテリーもご用意を。電池切れの不安なく、長時間の撮影も可能になります。(GoPro HEROには対応しておりません)

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こちらもHERO4用。バッテリーを2本同時に充電できるチャージャーです。

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頭に被ってマウントできるストラップです。視点をそのまま撮影するような撮り方ができます。作例の釣りのシーンで使っています。

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こちらは胸にマウントするストラップ。作例のオートバイのシーンで使っています。汎用性が高く、おすすめです。

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お子さまが装着する場合はこちらを。作例の滑り台のシーンで使っています。

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ワンちゃんの目線を撮りたいならこちらを。作例でもご覧になれますが、なかなかに激しいアクションが写りますよ。

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自転車のシーンで使ったのはこちら。ハンドルなどのパイプに固定できるマウントですので、色々な使い方ができますね。

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