カメラらしいルックスと操作感に心がざわめく。

X100以来「Xシリーズ」と銘打った高画質・上質なカメラを生み出してきたフジフイルムが、いよいよレンズ交換式のシステムを発表しました。その名も「X-Pro1」。完全に新しいXマウントを引っさげ、交換レンズも同時に3本をリリース。既存のカテゴリでは「ミラーレス機」ということになりますが、果たしてどんなカメラを用意してきたのでしょうか。今回はまず、ボディとレンズの外観をじっくりレポートしたいと思います。

正面からの姿はまさに昔ながらの「カメラ」という印象。ホールドしやすいグリップの形状と、トップカバー/シャッターまわりの斜めのラインが特徴的でしょうか。余計なロゴや装飾のない、すっきりとした顔をしています。

トップカバーにはシンプルな刻印。シャッタースピードと露出補正のダイヤルは、右手でカメラを握りながら操作できるしっかりとした作り。レンズにもフォーカスと絞りリングがあり、直感的な操作で撮影ができるでしょう。

背面は少し個性的なボタン配置かもしれません。ちょうど右手親指の位置の突起がグリップ感を高めるとともに、AEロック/AFロックのボタンにもアクセスできるようになっています。露出補正ダイヤルは親指だけでも操作できますし、少し左にずらせばコマンドダイヤルを操作することも容易。液晶を見ながらの操作が想定されるアクションは左側にボタンを配置するなど、よく考えられた配置ではないでしょうか。

完全新設計のXマウント。APS-Cサイズの「X-Trans CMOSセンサー」はローパスレスで、ベイヤー配列の構造も異なるとのこと。どんな画を見せてくれるのでしょうか。

発売と同時にラインナップされる3本の単焦点レンズは、広角の18mm F2、標準大口径の35mm F1.4、マクロも楽しめる中望遠60mm F2.4。どれから手をつけるか、悩ましい選択です。

写真を撮る道具として「正統派」なカメラ。

まだ発表されたばかりの製品なので外観だけのお届けとなりますが、見るほど・触るほどに「写真を撮る人」のことがよく考えられた形状だと感じました。慣れた人ほど上手にマニュアル操作を行い、任せる部分をカメラに任せて、テンポよく撮影を行うもの。マニュアルでの操作を可能にした形状やインターフェースは決して懐古的なものではなく、道具として極めて合理的な姿なのです。実際手にしてみれば「思ったより大きい」と感じられるかもしれません。それはきっと「小さく・軽く」ということではなく「写真を撮る道具としてあるべき姿」を第一義にして、デザインされているからでしょう。レンズに手を添えてカメラを構えファインダーを覗いてみれば、手の中にしっくり収まる道具がそこにあります。

フジノンレンズの性能と新しいセンサーの画質には期待が膨らむばかり。
実写レビューができる段階になりましたらいち早くお伝えいたしますので、どうぞご期待ください!

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Xマウントの幕開けとなるこのボディ。その感触を、ぜひお確かめください。

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35mmフィルム換算27mm相当と、広い風景や街並みのスナップに使いやすい画角。旅には欠かせないパートナーとなりそうです。

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35mmフィルム換算53mm相当の画角に、開放f1.4の大口径。X-Pro1の真価を発揮するためには、外せない標準レンズです。

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35mmフィルム換算91mm相当の中望遠は、ポートレートや静物の撮影にぴったり。マクロレンズだからしっかり寄れて、日常の撮影に重宝します。

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