CASIO EXILM EX-ZR20メーカーサイトへ

1610万画素（1/2.3 CMOS） / 8倍ズーム（25-200mm相当） / F3.3-5.9 / 99.9×59×25.7mm / 166g
フルHD動画 / ハイスピード動画（480fps 224×160） / 手ブレ補正

電源を入れてから撮影して、電源を切るまでの様々な動作がスピーディ。起動は約1.4秒、高速オートフォーカス約0.13秒、レリーズタイムラグ約0.015秒、撮影間隔約0.26秒と、即撮影体勢になれるのです。シャッターボタン周りには、絞り優先AEやシャッタースピード優先AEなどを選択する撮影モードダイヤルは無く、「AUTOボタン」と「BS（ベストショット）ボタン」を設置。どうやら各種の設定は、すべてカメラにお任せという撮影スタイルに特化しているモデルであるいうことが見てとれます。カメラの細かい機能には全然興味ないけど、簡単にいい写真が撮りたい、という人にはうってつけですね。「AUTOボタン」はその名のとおりオート撮影に対応。逆光や夜景、ズーム撮影などの難易度の高いシーンでは、自動で高速連写合成を行う「プレミアムオートPRO」機能で綺麗に仕上げてくれます。「BS（ベストショット）ボタン」では、風景・ポートレートといったシーンモード機能をはじめ、セピア・ソフトフォーカスなどのアートフィルター機能などを呼び出せ、この他「背景ぼかし」という効果も用意されています。センサーは有効画素数1610万画素の1/2.3型CMOS（裏面照射型）を搭載。レンズは35mm判換算で25-200mmに相当する画角となる光学8倍ズームレンズを採用し、画質の劣化を抑えた「プレミアムズーム」を利用すると400mm相当の画角まで引き寄せられます。動画は1920×1080（30fps）のフルHD、ステレオ音声記録に対応。コンパクトデジカメとしての機能はひと通り押さえた上、ストレスの無いスムーズな撮影ができるのですから、気になる存在です。

（写真：Z II / 文：KIMURAX ）