Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/2000, F2.8, ISO 200, Photo by A.Inden

Canon EOS 6D | SHOOTING REPORT

フルサイズ機の最軽量モデルとして登場してから2年ほどが経ちましたが、いまだそのアドバンテージは本稿執筆時点において破られておりません。いよいよ行き着くところまで行ってしまった、ということでしょうか。ボディを単純に比べても、先日登場したAPS-Cセンサーを搭載する「EOS 7D Mark II」よりも小さくて軽いのですからね。とはいえ、ボディ前面と背面にはしっかりマグネシウム合金を使用しており、取り回しは至って軽快でありながらもガッチリとした確かな手応えを感じました。そこは同等の35mm判フルサイズセンサーを積んだミラーレスカメラなどでは味わえない感覚かと思います。また、伝統あるキヤノンEFマウントですから、選択できるレンズの豊富さにおいても一日の長がありますしね。今回は「EF24-70mm F2.8 L USM」をお供に、ハンドリングのよさを活かしたスナップ撮影をしてきましたので、どうぞご覧ください。

( 写真:A.Inden / 文:KIMURAX )

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/1250, F3.5, ISO 200, Photo by A.Inden

フルサイズ機の中ではエントリーモデルという位置づけですが、とはいえやはり画の仕上がりはセンサーサイズがものをいうのですね。眼前に広がっていた光景が余すことなく写し取れています。もちろん画像処理エンジンとのマッチングもありますが、さすがのリアリティ。仕上がりのよさにハッとさせられました。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/500, F2.8, ISO 200, Photo by A.Inden

ワンちゃんの毛並みや細工が施された首輪、そしてTシャツの洗いジワ。フォーカス面で捉えたディテールが、つぶさに描き込まれています。まるですぐ目の前にいるかのような緻密さです。カメラとして当たり前のことを、当たり前に1枚の画へと落とし込んでいるのですが、やはり情報量の多さがものをいうのですね。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/800, F2.8, ISO 100, Photo by A.Inden

光学ファインダーは視野率約97%、倍率約0.71倍。ピントピークも掴みやすく、実用性はバッチリ。じっくりと厳密にピント合わせしたい時には、3.0型液晶に映し出されるライブビューを活用するとよいでしょう。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/160, F8, ISO 100, Photo by A.Inden

露出補正でプラス方向に補正していますが、階調表現が豊かでないとここまでデッキの風合いを残すのはなかなか難しいことです。等倍で確認してみると、コンクリートの微妙な色合いまでしっかりと表現しているではありませんか。やってくれます。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/500, F5, ISO 100, Photo by A.Inden

掃除の行き届いたガラス面であることが、映り込みの様子から伺えます。それにしても実に繊細で、素直なラインを描いてくれるものです。画素数的にも2000万画素超ですから、胸のすくようなシャープさを見せてくれます。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/1600, F5.6, ISO 12800, Photo by A.Inden

ISO12800ともなるとノイズもそれなりに出てきますが、なかなかよく抑えられているなと感じました。特に暗部のノイズが少ないという印象。とにもかくにも、手ブレを心配することなくシャッターを切れるシーンが増えるということはあり難いことです。

Canon EOS 6D, EF24-70mm F2.8L, 1/3200, F8, ISO 100, Photo by A.Inden

描写性能には定評のある「Lレンズ」ですから逆光もなんのその。レンズが届けた光の情報を、忠実に余すことなくカメラボディ側が定着してくれた1枚。容赦の無い描き込みとはこういうものをいうのでしょう。ハレーションが強すぎて肉眼では到底捉えきれないシーンを、いとも簡単にものにしてしまうのですから。

いきなりフルサイズ機から、一眼レフ生活を始めたっていい。

エントリーモデルとはいえセンサーは35mm判フルサイズ。叩き出す画には奥行きというか、厚みみたいなものが感じられます。これだけリッチな像を、軽快なカメラボディで手に入れられるのは喜ばしいことです。しかも価格的にはフルサイズ機としてはかなりリーズナブルな設定となっています。カメラ好きにとっては遥か憧れの存在であったフルサイズ機を、うんと身近な存在にしてくれた「EOS 6D」の功績は大きいものです。はじめて手にした一眼レフはフルサイズ機でした、というユーザーがどんどん出てきてもおかしくは無い状況を作ってくれたのですから。被写体が目まぐるしく動くスポーツシーンなどでは正直AFに少々不満が出るかもしれませんが、風景やポートレート撮影をメインに本格的な撮影を楽しみたいという方にはピッタリの1台だと思います。そしてなにより、軽量・コンパクトなボディであることのアドバンテージは、日頃の持ち歩きが苦にならないことでしょう。画のクオリティに妥協をすることなく、気軽にシャッターを切れるカメラを連れまわせるって素晴らしいことだと思います。本機にはWi-Fi はもちろんのこと、GPS機能も搭載されていることからも、移動を前提に使ってほしいフルサイズ機というメーカーメッセージが込められているのはないでしょうか。さあ、出かけましょう。

( 2015.01.14 )




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フルサイズEOSのエントリーモデル。とはいえ、ご覧の通り高い次元で作り込まれています。コンパクトで使い勝手のいいボディは、サブボディとしてもご満足いただける1台です。

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標準域を幅広くカバーするIS付き4倍ズームレンズ付きレンズキット。高い画質を誇るLレンズですから、安心して付けっぱなしにできますね。

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開放をF4と抑えることで、写りのよさとコンパクトさを両立させました。フルサイズボディに相応しい標準Lズーム付きレンズキット。もちろんIS付きです。

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単焦点・標準レンズとしておすすめしたい1本です。フルサイズセンサーを搭載するボディなら、このレンズが持つ実力を遺憾なく発揮できます。

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縦位置撮影の多い方だけでなく、重量のあるレンズをお使いの時の安定感向上も見逃せません。バッテリー2本搭載による安心感は、より撮影に没入できることと思います。

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スペアのバッテリーはこちら。いつでもカメラバッグに忍ばせておきましょう。

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