PHOTO YODOBASHI

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FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/180, F7.1, ISO 200, Photo by KIMURAX

FUJIFILM X-T100 / SHOOTING REPORT

FUJIFILM のXシリーズから、小型軽量ボディに電子ビューファインダー(EVF)を搭載したX-T100が登場しました。センサーはAPS-Cサイズで有効画素数は2,424万画素。同社からすでにリリースされているX-A5でも使用実績のあるベイヤー方式センサーとなっています。EVF搭載の上・中級モデルとして君臨しているX-T2X-T20に対して、本機はX-T100と三ケタの数字が用いられている事から、X-Tを冠したラインの新しいエントリーモデルという位置づけなのでしょう。

ところが、巷にあふれるエントリーモデルの内容から比べると、かなり至れり尽くせりな充実ぶりが伺えます。高精細・高倍率のEVFにプラスして、3方向に独特の動きでチルトするタッチパネル液晶を搭載し、ハイアングル、ローアングルはもちろん、自撮りまでできてしまうという自在な撮影スタイルが可能に。さらにはクラス最高レベルと言える430枚の連続撮影など、これまでXシリーズが積み上げてきた技術を、エントリーモデルにも惜しみなく載せてきた太っ腹なFUJIFILMの意気込みを感じる一台です。

X-T100に用意されているキットレンズは2種類のズームレンズ。「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と「フジノンレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ/XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」。いずれも軽量かつコンパクトにまとめられており、頼もしい手ブレ補正機能付です。というわけで今回のレビューでは、この2本をお供に海へ街へと飛び出してもらいました。では、早速ご覧いただきましょう。


FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/750, F6.4, ISO 250, Photo by KIMURAX

向こうで

FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/170, F13, ISO 250, Photo by KIMURAX

FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/900, F8, ISO 250, Photo by KIMURAX


FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/1250, F8, ISO 200, Photo by KIMURAX

ふらっと

FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/17, F5, ISO 320, Photo by KIMURAX

FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/3, F5.6, ISO 320, Photo by KIMURAX


FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/5580, F4, ISO 200, Photo by KIMURAX

気付くと

FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/40, F10, ISO 250, Photo by KIMURAX

FUJIFILM X-T100, XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II, 1/200, F4.7, ISO 200, Photo by KIMURAX


FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/4, F11, ISO 640, Photo by KIMURAX

宵のうち

FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/70, F5.6, ISO 500, Photo by KIMURAX

FUJIFILM X-T100, XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ, 1/280, F4.5, ISO 200, Photo by KIMURAX

写真を撮っているぞ、という高揚感だって楽しみたい。

今回使用した2本のキットズームレンズがカバーする画角は、35mm判換算で22.5~345mm相当にも及び、これだけのズーム域があれば十分も十分。いずれもF値こそさほど明るくはありませんが、ズームできる範囲の広さと、X-T100側の高感度特性(拡張感度設定でISO51200まで対応)との組み合わせにより、一日中さまざまなシチュエーションを収めることができました。カメラボディには手ブレ補正機能は無く、キットレンズ側の手ブレ補正での対応となりますが、適正なシャッタースピードであれば不安はありません。FUJIFILMミラーレスカメラのエントリーモデルには用意されていなかった電子ビューファインダー(EVF)が搭載されたことは大変喜ばしいことです。上位モデルにも用いられている視野率100%の0.39型有機ELファインダー(約236万ドット)ですから視界もバッチリ。特に、日中の明るい所での撮影時はこのEVFの有り難さが身にしみましたし、被写体への集中力がぐっと増す感じがして、オォ、写真撮っているぞ!という気分にどっぶりと浸かれるのです。AFもストレス無く合焦してくれますしね。

今回ご覧いただいた撮影カットはすべてモードダイヤルのA(絞り優先AE)を選択しての撮影になりますが、本機には細かい設定はカメラに全部お任せの、初心者にも安心なオートモード(アドバンストSRオート)も備えています。シーンや被写体を瞬時にカメラが判別してくれ、判別したシーンの名前がEVFもしくは液晶モニターの下中央に小さく表示されるのです。電源ONでカメラを様々な方向に向けている間は、パソコンでもよく見かける処理中に出てくるアイコンみたいな小さな“輪”が可愛らしくクルクルと回転。いざ、フレーミングを決めてシャッターボタンを半押しすると“輪”が出ていたところに「風景」や「人物」などの文字が表示されるという仕組みです。これがまた素早くシーンを判別してくれるではありませんか。しかもビシバシ正解!こりゃ賢いなぁと感心しきりでした。また、FUJIFILM機ならではの、フィルムのような色調や階調が再現できるフィルムシミュレーションにも対応。全部で11種類が用意されており、初期設定では、ボディ上左にある大きなダイヤルに割り当てられているので、いろいろと遊んでみるといいでしょう。遊ぶと言えば、本機は「自撮り」にも対応。3方向チルト式の3インチ液晶モニターは左に180度開きます。もちろんしっかりと試してきました、自撮りも!とはいえ少々お見苦しい画かなと自主規制してお蔵入りですが(笑)、面白いようにスイスイ撮れます。液晶モニターはタッチフォーカス対応なのでAFポイントを即座に動かすこともできるので、あれこれ試してみたくなるのは筆者だけではないはずです。(KIMURAX)


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    声がきこえないほど離れてはいましたが、望遠ズームなら大はしゃぎも一目瞭然。ジャンプしている決定的な瞬間を捉えるには連写モードがおススメ。6コマ/秒とミラーレスカメラとしてはやや控えめかもしれませんが、この通り。必要にして十分なスペックだと思います。
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    標準ズームレンズの「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」はワイド端(15mm時)なら最短撮影距離は13cmとしっかり寄れます。それなりに背景がぼかせますし、ピント面のシャープな描写にも好感がもてます。
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    路面すれすれからの撮影は、チルト式液晶モニターが大活用。AFポイント選択やズーム、シャッターレリーズなども画面のタッチ操作でサクッとできてしまうのです。
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    ISO 500にアップしての撮影ですが、ライティングされた壁の質感も丁寧に表現されています。シャドーエリアにもノイズはほとんど感じられず、常用レベルの感度ですね。

(サムネイル画像のクリックで大きな画像をご覧いただけます)


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    スタイリッシュなカメラはファッションの一部にもなりますよね。ダークシルバー、シャンパンゴールド、ブラックと、なんならその日の気分で色を変えたいぐらい!?どれも絶妙な色合いが故に、正直迷ってしまいます。罪なカラーバリエーションをよくもまあ出してくれるものです(笑)。
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    セルフィーもできる、3方向チルト式液晶モニター。バリアングルモニタと違ってチルトと左右に開くという独特の動きは非常に扱いやすく思い通りの位置にセットできます。ぜひ実際に手にとって確かめてください。

写真を愛する人のために。

いつの時代にも写真は身近な存在であり、一瞬一瞬を捉えた一枚は、家族はもちろん、大切な仲間達とのかけがえのない記録になります。最近ではレンズ一体型の高性能ズームレンズ付きコンパクトカメラもとても手軽によく写りますが、レンズが交換できるミラーレスなら大切な思い出として残せる写真は別格です。今回使用した守備範囲の広いキットズームレンズの写りもなかなかのもので、使い勝手のよさと相まって必要にして十分、いやそれを上回るような快心の一枚が得られるのですからね。本機を手にすれば、より多くのシャッターチャンスをものにできるはずです。そしてさらには、撮りたい被写体や写真に対するこだわりが増してくれば、交換レンズでシステムアップも出来ます。たとえば単焦点レンズでも装着して撮れば、より立体感のある魅力的な写真が撮れますしね。あんな風に、こんな風にと、もっと素敵に撮りたい!という気持ちが刺激されることでしょう。

さらにX-T100には、FUJIFILMならではの写真を楽しむ表現がいろいろと待っています。中でも「instax SHARE」を使ってチェキプリントすれば、額縁いらずで手軽にプッシュピン刺しで壁に写真がディスプレイできますよ。

もちろんX-T100を楽しめるのは、これから写真をはじめる人達ばかりではありません。エントリーモデルでありながら、FUJIFILM Xの技術がぎっしり詰まっていますからね。そしてなんといっても、往年の名機をいろいろと彷彿させてくれる風貌。コンパクトでクールなこの佇まいは、レンズもコンパクトなタイプを付けて、たすき掛けにして街を散策してもスタイリッシュに決まりますよね。はたまた、さらなる上位機種のX-Pro2やX-H1などの操作系も近しいことから、サブ機としても活用できますし、共通のフィルムシミュレーションなどを使って同じトーンで撮影できるのはありがたいものです。サイズ良し、レスポンス良し、スタイル良しといろいろ揃ったX-T100。どんな時でも持ち歩きたくなりますね。

( 2018.08.01 )

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広角約23mmから68mm(35mm判換算)をカバーする標準ズームレンズをボディとセットにしたレンズキットです。先ずはこのキットで様々なシーンにトライできます。

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今までになかった新鮮なカラー、シャンパンゴールド。ブラックレンズとの組合せも精悍ですね。オシャレなあなたにきっと似合います。

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やっぱり、カメラはブラックボディでしょうというあなたへ。引き締まった印象で格好いいですね。

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望遠ズームレンズのついたダブルズームキット。撮影の幅も一気に広がります。はじめてご購入の方なら、このセットがおすすめです。

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ダブルズームレンズキットもシャンパンゴールドを選ぶあなたは、間違いなくおしゃれさんですね。

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いやいや、カメラはブラックに限るでしょうと一歩も譲らないあなたへは、ダブルレンズ共々ブラックで超シックです。

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充実のXマウントレンズをお持ちで2台目という方にはボディのみも選べます。サブ機にも、きっといい活躍を見せてくれます。

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やっぱりカラーで遊び心を出したいあなたへは、シャンパンゴールド。おすすめです。

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いやいや、ブラックボディ以外はカメラじゃないというガンコなあなたへは、間違いなくブラックをおすすめします。

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ついつい撮影に集中して気がつけばバッテリー切れっていやですよね。バックの中に忍ばせておきましょう。

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